現在、政府の基本方針「新型コロナウイルスの拡大防止対策」が打ち出され、文化のみちも閉館などの措置をとっていますが、一日も早い収束を祈りたいと思います。(例年開催の「花みちまつり」も中止になりました。)

 一方、自然の営みは確実に進んでおり、泉2丁目から芳野2丁目まで続く、「オオカンザクラの並木道」も日増しに花数を増やし、間もなく見頃を迎えることでしょう。濃い緋色のカンヒザクラ(寒緋桜)の蕾もほころびだしてきました。ゆっくり、早咲きの桜と語らうもよし、例年になく早い桜の開花を愛でる散策を楽しんでいただいてはいかがでしょうか。

 3月5日は啓蟄。「啓」は開く「蟄」は虫などが土に隠れている様子の意味があるそうで、土に隠れていた虫が活動し、陽春への拍車が急ピッチになって来ています。

 春の代名詞である桜も東区内では「東100年の記念樹カワヅザクラ」は既に満開(東橦木公園、大曽根駅東)となり、折からの春風に舞う桜吹雪もまた風情があります。

 「オオカンザクラの並木道」は市内でいち早くお花見ができる場所として有名です。今年もピンクの並木が皆さまを幽玄の世界へと誘い始めました。
 この並木は昭和36年春、地元の方々の希望から16本が植樹されたのが始まりだそうです(当時の桜木の現存は6本)。その後、植樹を繰り返しながら140本の並木となりました。木々それぞれの歴史を観察しながらの散策は、陰鬱な社会環境の中、きっと癒しのひとときとなることでしょう。

 新旧の町並み、文化のみち二葉館の赤い屋根と桜、金城学園高校の校舎と桜並木、由緒ある社寺とのコラボは一見の価値があります。こんな今だからこそ晴れやかな時を刻んでみてはいかがでしょうか。

  二葉館とサクラの競演  ピンクに染まった桜並木
 オオカンザクラは見頃 カンヒサクラは咲き始め
  昨年の並木(満開)   青空に映えて・・・
  カワヅザクラと小鳥   穏やかな陽光に輝いて
   足元にも春が・・   道路脇で静かに佇んで