七尾天神社の初天神

 梅の蕾が少しずつ膨らみ始めました。穏やかな陽ざしに誘われ初天神に行ってみました。
 毎月25日は菅原道真公の誕生日(注1)、薨去の日(注2)に因み縁日が開かれていますが、特に1月25日は「初天神(新春一番の天神さん)」と呼ばれています。12月25日が「終い天神」です。
 七尾の由来は、文亀年間(1501~4)に天神池に七つの尾の霊亀(かめ)が、天神像を背に、また口に梅の小枝をくわえ、現地にあった祠に入り、天神像と梅の小枝を残し、霊亀はもとの池に去ったと伝えられていることに因ります。深田町(北区)にあった天神池が無くなることになり、当地に池を造り霊亀を祀るようになったそうです。元は境内の西角にある池の中央に七尾の霊亀が安置されていましたが、今は安全を考慮し池の北側に安置されています。この霊亀の背に願い事を書いた紙をのせ七度水をかけると、学業成就、諸願成就すると言い伝えられていると宮司様から教えていただきました。私も、当会の更なる発展を祈って願掛けして参りましたが、成果や!!??
 境内では、由緒ある梅(霊亀がくえてきた梅?)から作ったという梅酒が振る舞われていました。狭い露地に入ると、昔の逸話や新たな発見に出会えるかもしれませんよ。
☆当会では、皆様のご要望に添った「依頼ガイド」も行っております。HP「ガイドについて」からお進み下さい。

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          25日の初天神            春も間近?
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        霊亀が静かに見守って・・     今は受験シーズン・・合格を祈って

注1:誕生日は6月25日
注2:薨去の日は2月25日

東区文化のみち ガイドボランティアの会

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