去る2月8日(木)、文化のみち二葉館において、「ふたばの日13th」が開催されました。移築開館されたのは2005年(愛知万博開催の年)2月8日、愛称の「2月8日=ふたば」に因んで毎年記念行事が行われ、今年は13回目となります。
 毎年、魅力あるイベントが開催されていますが、今年は「津軽三味線」と民謡のコラボで、大広間、階段はおろか、室外までも立ち見となる大盛況でした。大広間でのイベント「津軽三味線〜津軽旅響〜」は小気味よいテンポと優しい歌声に魅了され、一瞬館内は劇場と見紛うほどの盛況さを呈しておりました。参加型イベントに皆さんの満足げなお顔が印象的でした。張りのある歌声と三味線の力強い音色が、いつまでも響いているような錯覚を覚えました。

 1階展示室では、貞奴さんの手書き雛羽織と雛人形が展示され、羽織裏に描かれた優美な手書き雛や、時代を偲ばせる趣のあるお雛様に惹きつけられるように、見入っておられる方が数多く見受けられました。ラジオを聞いて駆けつけた方、雛人形を目当てにご来館された方、通りがかりに立ち寄られた方と来館のきっかけは様々ですが、一様に感嘆されていました。お雛様の飾り方や繊細な細工の施し方、果ては仕舞い方まで関心事は多岐に亘っているようで、特に女性の興味は深いのか、周囲はいつの間にか和やかな語らいの場になっておりました。(展示は2月18日まで)

 2階和室では「福よせ雛」の展示も行われました。役目を終えた雛人形が「福よせ雛」として再び蘇り、新しい役割を持って登場した雛人形が新しい姿で一隅を確保し、又、おすまし顔でみなさまとの会話を楽しんでいるように見えました。
 一つひとつの表情や仕草にほっこりさせられ、いつの間にか周囲は笑顔に包まれていました。見えない場所でそっとご案内する雛も居ますので探してやってくださいね。集中するあまり、足元の方が疎かになりませんようにご注意ください。(展示は2月12日まで)

 当日は、先着100名様に記念品が進呈されるとの報道もあり、早朝から長い列ができました。記念品を確保しニッコリされた笑顔が印象的でした。

 これとは別に館内で、威厳を保つ「中部同人雑誌展—清水進さんを偲んで−」が展示されています。戦後からの名古屋を代表する同人雑誌の寄贈資料を基に、興味深く紹介されています。是非ご覧ください。(3月4日まで)
 今と昔を、比較し思い出しながらの館内散策をお楽しみください。
 二葉館イベントについてはこちらからどうぞ

    長蛇の列が・・・     記念品進呈
  時代に思いを馳せて     書道大会に変身
  イベントは熱気を帯び   館内の一体感は見事
 ガイドの様子(お雛様)  ガイドの様子(1階和室)