★徳川美術館(平成9年指定)
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昭和10年に建造、城壁を思わす外壁を巡らし、屋根を明様式の緑色釉薬瓦葺とし、棟上には同色の鯱を乗せた帝冠様式である。 |
★徳川美術館南収蔵庫(平成9年指定)
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昭和10年建造、切妻造り、本瓦葺で、開口部がほとんどない大壁造風の建物である。学芸員以外の入室は出来ない。 |
★東海学園大講堂(平成10年指定)
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昭和天皇御大典記念事業として計画され、昭和6年(1931)竣工した。鉄筋コンクリート造り、地下1階・地上3階。正面入り口に大きな半円アーチを取り入れパラペット(胸壁)部分に凹凸のアクセントを施し、全体に骨太であり、左右対称の原則を保っている。 |
★金城学院高等学校 栄光館(平成10年指定)
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昭和11年(1936)竣工。鉄筋コンクリート3階建て、スパニッシュ・ミッションスタイルを加味し、赤いS字型のスペイン瓦、窓枠やドアはえび茶色、壁は薄いクリーム色で調和のとれた色合いとなっています。 昭和20年の空襲で一部被害を受け3階、階段部分にポッカリと穴が空いたということです。 |
★長母寺本堂(平成11年指定)
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治承3年(1179)、山田荘の荘官であった山田次郎氏重忠が母の菩提を弔うため創建したと伝えられる寺で、弘長2年(1262)無住国師(むじゅうこくし)が来住し、寺名を長母寺と改めたという。 本堂は明治24年(1891)の濃尾地震で倒壊した後、3年後に再建された。 |
★長母寺庫裏(平成11年指定)
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棟札により文政11年(1828)の再建で、建築年代が明確な庫裏として貴重な存在である。木造平屋建てで、屋根は切妻造り桟瓦葺である。内部の梁組は重厚なもので、天井を設けず太い梁が幾重にも張り巡らされている。 |
★長母寺山門(平成11年指定)
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3間1戸の薬医門で、屋根は切妻造本瓦葺である。両側に鍵形の築地塀(ついじへい)を備えた姿は、地域の景観に欠かせないものとなっている。 |
★建中寺徳興殿(平成12年指定)
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明治29年、栄町に建設された名古屋商工会議所の建物で、本館新築にあたって、昭和9年建中寺売却された。 大法要、僧侶養成道場、各種講習会に活用されている。写真は玄関入り口、棟には文化財銘板が張られている。 |
★旧川上貞奴邸主屋(文化のみち二葉館)(平成17年指定)
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日本の女優第1号といわれる川上貞奴と、電力王の福沢桃介が大正9年(1920)頃から大正15年までを共に暮らした建物で、平成12年に建物の寄贈を受けた名古屋市が平成17年に復元移築した建物です。 それまでは東区東二葉町にあった。 |
★旧川上貞奴邸蔵(平成17年指定)
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この蔵の 元のものは土蔵であった。外観、内観ともに出来るだけオリジナルのものに似せて再現されているが、鉄筋コンクリート造りに漆喰塗り仕上げををしたレプリカである。オリジナルの部材としては、主なものとして黒い土戸、土戸の裏側にある木戸、鬼瓦である。 |
★名古屋陶磁器会館(平成20年指定)
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名古屋陶磁器貿易商工同業組合の事務所として、昭和7年(1932)竣工したもので、鉄筋コンクリート造り3階、地下1階の建物です。1階事務室の大きな半円窓、軒下の装飾帯、外観のスクラッチタイルなど豊かな表情が見られる。玄関右の青いプレートが文化財標識です。 |