活動の様子
報告「20周年を迎えて」
去る4月18日(月)、当会設立「20周年」を迎え記念式典を開催する事が出来ました。当会の発足は平成13年に遡りますが、平成12年に講座を受講した18名の先人のたちによって発足したのが、「東区文化のみちガイドボランティア会」です。当時は様々な準備も殆ど手作業で進めたと伺っていますが、時代の変遷と共に情報手段も日進月歩、現在はインターネットの時代となり、YouTubeなどによる動画などの見る楽しさも増えてきました。時代の趨勢、速さ便利さも貴重ですが、時にはゆっくり丁寧な手作りガイドも大切ではないかと経験、研鑽を積み重ねながら活動をし、20年という長い年月を積み重ねてきました。この度の式典では充分なコロナ対策を考慮しつつ、先輩たちの貴重なお話を伺い、身の引き締まる思いをしました。
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「温故知新」発刊のお知らせ
草木の柔らかな芽吹き,待ちかねたように咲き競う花々、遠くの空にはふんわりと流れる雲、例年とやや異なる環境でも時を違えずに自然は巡って来ています。そんな季節を感じられる今、暫くの時間をそこに身を置き、体感されたら良いですね。
長引くコロナ禍の中、当会もガイドなどの制限もありましたが、このような時期でも「素敵な出会い・ふれあい・学び合い」の充実を考えて新たな取り組みに挑戦してみました。
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「生涯学習まつり」報告
「小春日や 木菟(づく)をとめたる 竹の枝(芥川龍之介)」
11月13.14日(土・日)両日とも,穏やかな小春日和の中での開催でした。気候も良く街路樹の紅葉も始まり人々の目を楽しませてくれますが、反面、行楽にも良かったのでしょう、過去と比較すると訪れる方は少し寂しく感じました。新生活様式で活動の自粛も多かったのかもしれません。それでも体育室では、参加されている団体でのイベントや展示、ゲームなどで歓声があがっていました。また当会での東寺町散策は盛況で、みなさんが熱心にメモをとりながら楽しんでおられました。
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特別企画「義直・宗春ゆかりのコース」報告
「山茶花や 日のあたりゆく 軒の霜(室生犀星)」
立冬も過ぎ、冬の気配がたち始めました。初候でいわれる「山茶花初めて咲く」に合わせたように垣根や庭先を彩り始めました。
秋のイベントとして「尾張徳川家ゆかりの見どころガイドツアー」を開催しました。これは令和2年に発行された、尾張徳川家ゆかりの寺院や案内マップを元に企画したものです。「文化のみちあれこれ」の冊子でも歴代藩主をご紹介していますが、今回も大変関心が高く、早い時期に定員に達する盛況振りでした。新生活様式も定着しつつある現在、皆様の学びの姿勢を垣間見ることができ、新たな出会いに、熱気に圧倒される有意義な場となったように感じました。
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