「東区文化のみちガイドボランティアの会」が名古屋市東区「文化のみち」の魅力を紹介します
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お知らせ

お知らせ3

 ここ数日、新聞・テレビ等では、愛知県岡崎市の基生研(注1)他で行われていた長年の研究成果が認められ、大隈良典氏がノーベル医学生理学賞を受賞されたと報じています。地味な研究、地道な努力の積み重ねが今回の栄誉に繋がっているとのことです。比較するのは大変おこがましいですが、当会も日々の研鑽を怠らず“継続は力なり”を信じて精進をしていきたいと思います。

 読書の秋・スポーツの秋・食欲の秋・・皆さんはどんな秋を楽しまれますか?初秋の一刻を「まつり」に出かけませんか。
 今回はなごやの町で繰り広げられる「やっとかめ文化祭」のお知らせです。「時をめぐり、文化を旅する、町の祭典」が10月29日(土)、ナディアパークのオープニングで始まります。遙か昔の「芸どころなごや」を彷彿とさせる催しや、市内各所に根付く宝物との出会いの旅、手作り体験、まち歩きなどなど企画が満載です。
 当会は、市内を巡る50近くある企画「まち歩きなごや」の中で、皆様との素敵な出会いを楽しみにしています。「東区の市内最大の寺町と飯田街道めぐり」、「時代の浪漫薫るまち白壁」、江戸の残り香を感じられるかもしれない「尾張徳川家の面影を偲ばせるまち」等々をご一緒に散策してみませんか?「えっ!こんな所に?」とひっそりと佇んでいる古の道標や、「ここに学校や区役所があった?」「へえ?!そうなんだ」「うん、知ってるよ」・・・確認したり、発見したり、ワクワク、そしてキョロキョロ・・時には楚々と咲く花々が優しく語りかけてくれるのも嬉しい・・町めぐりはいかがでしょう!東区は歴史の宝庫です。ノーベル賞とまでは行かないまでも“新発見で賞”は見つかるかもしれませんよ。きっと見つかります。そんな夢を見に、お出かけ下さい。詳細はこちらからどうぞ

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     企画満載   黒門ガイド(昨年の様子)
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佐助邸ガイド(昨年の様子) 東寺町ガイド(昨年の様子)
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   真っ白の曼珠沙華     楚々と可憐に

注1:自然科学研究機構・基礎生物学研究所

お知らせ2

 来る11月3日(木、祝) “歩こう文化のみち 第17回”が開催されます。秋の恒例行事として認知されてきたのか、その都度の企画を心待ちにされ、普段は見られない貴重な文化遺産との出会いを期待されたり、スタンプラリーで楽しもうか・・と参加の形はさまざまですが、日が近づくにつれ関心は高まっているようです。
 当会は、展示作品の充実を図るべく準備をしており、今までと一味違った観賞をお楽しみいただけるかと自負しております。一つは、会を立ち上げてから節目の15周年、今までの展示に加え、東区の見所や活動の様子を見て分かるパネル展示をします。
 二つは、旧豊田佐助邸は、建築年の異なる洋館(大正5年)と和館(大正12年に増築)からなる「和洋併置型」の建物ですが、洋館は今年が築後100年目にあたり、その記念としての作成に取り組みました。建築技術の素晴らしさや、邸宅の特徴を一つひとつ丁寧に辿ることで、豊田家の人びとの知られざる一面を垣間見られることもあるかと思います。新たな発見もあり、また専門家の方のお話しから意外な事実が判明し、驚嘆する場面もありました。さまざま書物・文献と接するうちに、一段と魅力を増した豊田家の人びとの人柄や業績、更には、匠の技の詰まった建物での発見が興味を募らせ、お楽しみいただけるのではないかと思います。当日は是非皆様方との素敵な出会い、楽しい会話、そして学び合いが出来る事を願っています。初めての方も、そうでない方もきっと楽しいひとときをお過ごしいただけると思います。
 当日は全館のガイドも行っておりますので、お気軽にお声かけ下さい。 “こんなこと知ってるよ”、“あんなこともあったんだよ”などなどのお話しもお聞かせ下さい。次世代に繋がる貴重な財産となることでしょう。小さな「話」から「和」の場へ、そして大きな地域の「輪」へと繋がることでしょう。時にはゆったり、まったり静かな時を過ごしてみませんか。お待ちしています。

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    今年の企画は?   100年の時を刻んで
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  ガイドの様子(昨年)    佐助邸展示(昨年)
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白壁ロード(主税町記念聖堂) 佐助邸和室では尾張万歳も・・

お知らせ

 お待たせしました!! いよいよ魅力溢れる秋のイベントが始まります。当会は「生涯学習まつり2016 〜 ときめきの風はから〜」で口火を切ります(10月22日、23日)。洋館が築後100年の節目の年を迎えます。貴重な「和洋併置型」の建物であること、洋館の特徴を今に残している、トヨタの家の歩みが垣間見られるうえ、当会が発足して15周年を迎えるにあたり、今までの活動の様子なども併せて展示致します。

 昨年大好評でした“紙バック作り”もリクエストにお応えし、今年は更に大きめのものに挑戦していただく予定です。昨年「参加された方も、そ・う・で・な・い・方も」是非お楽しみください。手や頭の体操にもなる他、他にも良き効能もあるとか・・・昨年は、男性も一緒にお喋りしながら果敢に挑戦され、お土産にして頂けました。今年も何か良いことがあるかもしれませんよ。

 お菓子を食べながら、歴史と浪漫あふれる東区文化のみち界隈を語り合いつつ、秋のひとときを過ごしてみませんか?!あんな話・こんな話、ちょっといい話、秘密(ホントは内緒?)の話など何でも大歓迎です。当会員も今から期待に胸を膨らませています・・・。どうぞ気軽にお立ち寄り下さい。

 23日(日)13:00からは、昨年に引き続き“東寺町めぐり”を開催します。早い者勝ちで〜〜す。(定員になり次第受付終了)尾張徳川400年の歴史の不明部分を解明する鍵が見つかるかもしれませんよ?!皆様のご来場、ご参加をお待ちしています。

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   企画満載   今とむかしを体感?!
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  ガイドの様子(昨年)   東寺町めぐり・・・
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 手作りコーナーは満席 西蓮寺境内ガイド(昨年)

歴史を語る、牛馬用水とムクノキ

 テレビや新聞の報道で、世界的に異常現象が続発していると報じています。日本でも、今までにないコースを通る台風、北海道や岩手の集中豪雨などがあり、各地に甚大な被害をもたらしました。これだけ科学が進歩を遂げても、自然の前ではいかに無力かを思い知らされるこの頃です。
 そんな現代に、東区にも古い歴史を見つめながら、語り続けられている遺産が多くあります。今回はその中で、新出来町線沿いにある二つをご紹介したいと思います。
 その一つは、金城学院高等学校(白壁4)の校内にはある牛馬用水です。
 これは、昭和3年動物愛護運動に熱心なフローラー・バンス女史の寄付により造られたものです。かっては、道路に面した西洋館(宣教師宿舎)の赤煉瓦の塀をくりぬいて、この通りを行き交う牛馬の喉を潤し、汲めども尽きないキリストの生命の泉を思いださせてくれる町の名物であったということです。道路拡幅に際し学院内の噴水池に移設されましたが、今も校内の一角から静かに歴史を見守り続けています。(金城学院HP,当会資料参照) 
 もう一つは、金城学院高等学校西隣のM氏邸の前にあるムクノキの大木です。道路に張り出し悠然と聳え立つ下を、人や車は何ごともないように通り過ぎていきます。元々は敷地内にあった木だそうですが、こちらも道路拡幅という時代の要請もあり、伐採・移転の対象となったようです。しかし、白龍さん(白ヘビ)が棲むというご神木であることから、そのまま街路樹として残されることになり、今もご家族によって大事にお祀りされていると伺いました。ここに最近標識が設置され、「何で道路に張り出しているのかな?」と不思議に思われた方へ、また将来に歴史を正しく伝えるために、その経緯が記されています。一度ゆっくりご覧になってはいかがでしょう。今まで見えなかったことや、懐かしいあの頃が蘇ってくるかもしれませんよ。ムクノキについてはこちらからもどうぞ

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左端にあるのが牛馬用水 今も水をたたえる牛馬用水
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道路を覆うムクノキ 新設された標識

 

佐助邸あれこれ

  今年の干支は「申」ということで、新春の拙文に干支に事寄せて、大広間の地袋に描かれた絵についてご紹介しました(注1)。これは、あくまでも私見で、願望と推測の範囲のものでしたが、これについて、驚くべき意外な発見がありました。

 なんと、この地袋の絵は隅田八幡神社に伝わる国宝の「隅田八幡神社人物画像鏡(注2)」裏面の人物を抜粋、これを彩色したものだと記されていていたのです。初めて聞く神社名、何処にある?どんな鏡?いつ頃の物?・・・と、未知との遭遇にワクワク・ドキドキ、調べてみました。文献を探している内に、少しずつ絡まった糸がほぐれ始めてきました。神社は和歌山県にあること、この鏡は国宝の「人物画像鏡」であること、紀伊名所図会に模写されていることなどが分かってきました。調べを続けていると徐々に、遙か古からの脈絡、承継が僅かに見えてきたような気がしました。
 佐助邸の襖絵には「好文作」と署名、落款がおされていますが、多くの仲間が手を尽くして調べるのですが、「好文さん」を見付けることができないのです。描かれている別の襖絵は、あの歌川広重の近江八景によく似ていたり、金粉を使った素晴らしい作ばかりです。京都からみえた襖絵師さんのお話では、「これだけ描ける人は凄い人ですよ」とのことでしたが・・・。現在も様々な方面から調べていますが、未だ判明しておりません。もう少しこの解明作業を継続していきたいと思っています。

 今年は、佐助邸洋館が造られてから100周年になります。そんな折り、思いがけない発見や気づきがあったことに、不思議な巡り合わせを感じます。 
 秋には記念の展示会も予定されており、現在準備中です。これからもご来館いただいた皆様にそっと寄り添いながら、少しでも喜ばれるご案内が出来るよう心掛けていきたいと思います。(参考資料:日本の国宝、紀伊名所図会)

☆佐助邸には火・木・土、10時から15時30分まで常駐し、ご案内させていただいております。お気軽にお声かけください。

CIMG4954 隅田八幡神社人物画像鏡 3−2T
地袋に描かれた絵 人物画像鏡(写真,東京国立博物館)
CIMG3831襖、流れ CIMG2217修復された襖
左下には署名、落款 堅田の浮御堂(右端)

注1:こちらからご覧ください
注2:国宝人物画像鏡は東京国立博物館に寄託されている(日本の国宝参照)

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開館日とガイド実施時間

◆旧豊田佐助邸
月曜日休館(祭日が月曜日なら翌日)
開館時間: 10:00~15:30
ガイド常駐日:火、木、土
◆文化のみち二葉館
月曜日休館(祭日が月曜日なら翌日)
開館時間: 10:00~17:00
定時ガイド: 火、木、土
10:45、13:20の2回
30~40分
◆徳川園
月曜日休園
開園時間: 9:30~17:30
定時ガイド: 金曜日
13:00~15:30

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