旧豊田佐助邸

旧豊田佐助邸

自動織機の豊田佐吉の三弟豊田佐助の住居です。佐吉の住まいと近くということで、嫡男喜一郎(トヨタ自動車 現社長章男氏の祖父)娘愛子の婿利三郎も近くに居を構えました。

600坪の土地に大正12年建築といわれる和洋併設のタイル張り2階建て洋館(内部は木造)と豪壮ではありますが実用的な2階建て和風建築です。洋館の換気口のために幾つも付けてある「鶴亀のデザイン口」は、来館者に「どう見るの」と人気を呼んでいます。和館の2階は、来客用の4部屋からなり、書院作りの床の間のふり金手法の大きな襖絵は、見応えがあります。

現在同社より名古屋市が維持管理を任されていますが、洋館の裏手にあった生活部分の建屋は老朽化のため所有者のアイシン精機(株)により平成7年に解体されています。

火曜日、木曜日、土曜日の10:00から15:30まで常駐ガイドをしています。