梅雨明け宣言と共に猛暑到来となりました。今、佐助邸では冷暖房設備のない時代に使用された、懐かしい簾戸(夏障子、注1)が障子から取り替えられています。エコが叫ばれる昨今、現在にも通用するその先人の知恵に驚嘆させられます。簾戸を通り抜ける優しい風を肌に、ゆっくりと歴史を感じていただくのは如何でしょうか。
今回も前回に引き続き「引手(取っ手)」をご案内したいと思います。前回の「鶴」は幾つ見つけていただけたでしょうか?今回は「植物の取っ手」をご紹介します。珍しいフタバアオイや蔓草の取っ手・・・。形もさまざまですが、襖絵との調和も絶妙です。そんな小粋さを感じながらの探索にお出かけください。
★当会では、「火・木・土曜日」の10時から15時30分まで佐助邸に常駐し、ガイドを行っております。
注1:詳細はこちらからどうぞ
コメント