今回は佐助邸2階の、南北と東の「縁側欄間」の紹介です。この欄間には家紋「横木瓜(よこもっこう)」が入れられ、建物の落ち着いた雰囲気にとけ込み、豪華さの中に重厚さもあり存在感十分です。佐助邸にはこの家紋が、以前にも紹介しました「書院欄間」・「夏障子」・「襖」にも付けられています。
木瓜紋(もっこうもん)は日本の家紋や模様の一つで(藤紋、片喰紋、鷹の羽紋、桐紋と合わせて五大紋と呼ばれる)瓜を輪切りにしたその断面や鳥の巣を図案化したものといわれ、子孫繁栄を祈る家紋である。(家紋は日本だけで241種、5116紋以上ある)家紋の起源は平安時代に遡り、武家の時代に定着していたと考えられている。現在でも殆どの家に伝えられ、冠婚葬祭などの際に使われています。一度じっくりご自宅の家紋をお調べになられたら如何でしょう。(ウィキペディア参照)
家紋入り欄間 | 木瓜紋 |
夏障子に刻まれた家紋 | 襖に描かれている家紋と「とよ田」のマーク |
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