年の初めにあたり「吉祥の鳥」といわれる「鶴」を探してみました。邸内のあちこちに様々な形で取り入れられていました。まず「豊田(とよだ)」を文字化した鶴亀のマークで邸内の換気口のあちこちに設置されていました。また大広間の展示物の印半纏やふろしき(大広間)にも見ることができます。そして和室の襖絵や取っ手にも数種類の鶴の姿が見られ、優雅な中にもめでたい雰囲気を漂わせています。特に取っ手は目立たず、気付かずに通り過ぎそうですが、和室にマッチしたその作品などがあちこちに見られます。時には、ゆったりと流れるこの時代の風雅に浸ってみられませんか。
 万葉集にも詠まれています〜
     「桜田へ鶴(たづ)鳴きわたる 年魚市潟(あゆちがた) 
                   潮干(しほひ)にけらし 鶴鳴きわたる」
注:古代は鶴(たづ)とよばれていた。「桜田」は現在の名古屋市南区桜田町。
  年魚市潟は名古屋市熱田区及び南区あたりとされ、愛知県の名前の由来になっている。

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    換気口(上を見上げると・・・)      襖には松・鶴・家紋
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        印半纏  襖の取っ手(数種の鶴を探してください)