前回で紹介しました東桜会館のある一帯は「東寺町(ひがしてらまち)」と呼ばれ、1610年から始まった名古屋城築城により清須にあった寺をそっくり移した清須越によってつくられました。旧松山町には浄土宗、曹洞宗の寺が集められ、旧法華寺町(ほっけてらまち)には日蓮宗の寺が集められました。広い寺域は戦いのときの見張り、陣地として役立ち城の防衛上の役目も果たしたのです。昭和20年の空襲により、寺院の焼失や戦後の都市計画による寺院の移転、道路拡張などで寺の姿は大きく変わりました。
東桜会館南にあるこの寺町碑は日蓮宗、法輪寺創建400年、立教750年記念として平成13年に建立されました。
寺町碑がある旧法華寺町 | この石碑には「旧法華寺町には日蓮宗の寺 18ケ寺が集められました」と書かれています |
★「東区文化のみちガイドボランティアの会」ではこの東寺町一帯を依頼ガイドにてご案内しています。(時間は2時間くらい)このホームページ、トップの「ガイドについて」からお入りいただき申し込みフォームからお申込みをしていただくと、ホームページからもご予約いただけます。この機会に、今なお往時を物語る東寺町周辺を歩いてみませんか。
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