今日は立春、「太陽黃経(たいようこうけい)」*)の360度と0度の起点であり春の初め。二十四節気の立春は「歴便覧」には「春の気たつをもってなり」と記されています。立春の前日を節分といって、豆まきの行事が行われます。
 節分*)につきものの「鬼はらい(やらい)の行事は、中国の大儺(たいな)が源流で、日本では706年(慶雲3)に沢山の人民が疫病で死んだので、土の牛を作って、初めて鬼払い儀式が行われたことが、「続日本紀(しょくにほんぎ)」に記されています。
 昨日は東区徳川の片山八幡神社において「豆まき追儺神事(節分会)」が行われました。神社のご好意で神事の様子を取材させていただきました。雅楽が静かに流れる境内、本堂に入ると荘厳さの中で、ご祈祷(お祓い、祝詞奏上・・)が粛々と執り行われました。やがて福の神と鬼が現れました。そして今年の恵方である東北東に向け、「福は内、鬼は外と」大きな掛け声とともに、本殿から勢いよく豆が撒かれました。皆の顔が一様に明るく輝き、暖かい天候のもと、誰もが春の息吹を感じられたのではないでしょうか。

CIMG8531片山八幡神社正面縮 CIMG8549お祓い2縮 CIMG8554祝詞奏上縮
   片山八幡神社      お祓い     祝詞奏上
CIMG8516福の神、鬼・縮 CIMG8563豆まき縮 CIMG8580東北東、縮
  福の神・鬼めがけて  福は内・・鬼は外・・  次は東北東に向けて

注:*)太陽が天球上を通る経路(黄道)を等分に分割した座標で、夏至は90度、秋分は180度、冬至は270度とし、春分点を座標ゼロとしています。
注:*)節分といえば豆まきですが、これは「祓え」のための風習で、撒くのは“穀霊”が宿っていて悪霊を退散させる、ということから大豆を使います。芽が出ると縁起が悪いことから、炒った大豆を撒くのだそうです。又、豆まきの所作は、畑に豆を蒔く時の様子であり「下手投げ(したてなげ)ですべしとの説等、色々あるようです。