カトリック主税町教会の「登録有形文化財」

 平成23年7月25日カトリック主税町教会の信者会館、司祭館、煉瓦塀の3件が国登録有形文化財に指定され、この程門柱右にプレートが取り付けられました。
 このカトリック主税町教会は平成4年に礼拝堂、司祭館が都市景観重要建築物に指定されていましたが今回、国の文化庁より登録有形文化財として新たに煉瓦塀が加えられ、信者会館、司祭館と3件が指定されました。残念ながら礼拝堂は登録文化財からはずされました。
「文化財として見た場合、外装や内装が改装されており、創建時の外観や内装を損ねていることによる」という理由からです。
(名古屋市教育委員会文化財保護室への問い合わせによります)
★登録された3件については3月26日発信のこのブログをご覧下さい。

DSC00110主税町教会縮小 DSC00130登録有形文化財
DSC00136信徒 DSC00134司祭館縮小
           現信者会館
  昭和40年頃の道路拡幅で右側が三分の一程
  切り取られています。
               現司祭館
    平成19年まであった聖母幼稚園の園庭
      から写す。
     右後ろは名古屋都市高速道路  
DSC00133煉瓦塀縮小 主税町に沿って29m続く煉瓦塀
この道を東に行くと「旧豊田佐助」となります。
東区文化のみち ガイドボランティアの会

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • […]  山口素堂の句「目には青葉 山ホトトギス  初鰹」にあるように、目映いばかりの新緑がそこかしこで影を落とし、憩いの場を提供してくれています。  主税町(ちからまち)三丁目にある「主税町カトリック教会」には、幹周りが3.16メートルもあるという大きなケヤキの木が緑色を濃くし、道行く人の目を癒しています。その昔、ここは「野呂瀬主税氏」の屋敷跡であったことから、町名の由来になったと言われています。幼稚園が併設されていた当時は、この木陰の下でも園児の歓声があがっていたことでしょう。現在この幼稚園は閉園されていますが、教会はそのまま当時の面影を残しており、左手に回るとそびえ立ったこの名木を見ることが出来ます。  以前にも紹介しましたが、司祭館や信者会館、煉瓦塀は「登録有形文化財」に指定されている貴重な建造物です。また日本で2番目に造られたルルドの洞窟もあり、この地は文化遺産の宝庫ではないでしょうか。穏やかなこの季節、時にはゆっくりと歴史散歩をなさるのも良いかと思います。登録有形文化財(3件)についてはこちらからもご覧いただけます。  この辺りは「町並み保存地区」に指定されている一画で、当会でも依頼ガイド(要申込み)や常駐・定時ガイドを行っておりますので、お気軽にお声かけ下さい。 (旧豊田佐助邸は火・木・土の10時から15時30分まで常駐ガイド、二葉館は火・木・土の11時20分と13時20分に定時ガイドを行っています) […]

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