去る6月2日、3日両日、天王祭(筒井、2輛・出来町、3輛))が開催されました。この祭りのクライマックスは、徳川美術館前広場に5輛の山車を集結すべく、町内を駆けめぐる時と、からくりを一斉に披露する時です。東区の山車祭り(注1)はこの他にもありますが、今回は出来町天王祭にスポットを当ててみました。
このお祭りは牛頭天王(ごずてんのう)を祀り無病息災を願い、町内の人々が執り行っています。
祭りには、出合いと答礼、からくり奉納、方向転換を競い合う技等々、多くの見どころがあります。勇壮さとチームワークとを競うべく、長年の経験を活かす年配の方、力いっぱい担ぐ若者、囃子を奏でる子ども、裏方を担う女衆・・。永く町内に伝わる、温かい結びつき、伝統を垣間見た気がしました。「百聞は一見に如かず」来年以降、是非一度足を運んでみて下さい。
出来町3輛が集結、挨拶を交わす(出合い) | 徳川美術館前に集結 |
方向転換 幻想的な夜の曳行
注1:東区の山車祭り
1、筒井町天王祭・出来町天王祭 2、徳川園山車揃え
3、名古屋まつり山車揃え 4、なごやかまつりひがし山車揃え
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