清水口交差点の南西に今年5月初旬まで「鶏薬師」と呼ばれる、間口の狭い小さな寺がありました。
歴史は古く二代藩主光友ゆかりの寺であったという。その後三度廃寺となったが明治19年(1886)
定光寺の塔頭であったあった蔭涼寺を移して再建された。山門の瓦に鶏と葵の紋があったが鶏は
「僻邪」(へきじゃ)の鶏とされ、そこからこの寺は邪気払いの薬師、「鶏薬師」とも呼ばれる
ようになったという。かねてから寺として運営されている気配はないようであったが、今年5月、
取り壊されたのは残念でなりません。

IMG_0489鶏薬師切抜き  CIMG9350縮小
  三つ葉葵の紋の上には鶏が乗っている。  山門もなく、すべて姿を消してしまった。