「水仙や古鏡の如く花をかかぐ(松本たかし)」
今年の干支は「卯(う)」で、動物でいえば兎です。
「卯」年は、芽を出した植物が成長し茎や葉が大きくなる時期なので、新しいことに挑戦するのに最適な年と言われています。また兎は飛び跳ねることから決断から飛躍、向上という意味も持ち合わせているそうです。
文化のみち二葉館は愛知万博開催の平成17年(2005)2月8日(ふたば=二葉)の語呂合わせから開館記念日として毎年催しを行っています。今年は開館18周年を迎え、大正、昭和、平成、令和と歴史を紡いできた貴重な資料の展示や貞奴さん手書きの羽織などゆかりの品々の展示、そして足跡を辿る講演が行われます。懐かしい歴史の扉を開けてみませんか。
当会では10:00~15:00まで館内ガイドを行なっております。お気軽にお声掛けください。
日 時 2023年2月8日(水)~2月15日(水)
⭐️2月8日のみ入館料無料
⭐️先着100名様に記念品進呈(なくなり次第終了)
時 間 10:00~17:00
場 所 文化のみち二葉館 1、2階
*8日以外のイベント(要申込みあり)など詳細はチラシ、二葉館HPからご確認ください。
*https://www.futabakan.jp/event/20230208futabanohi.html
コロナ禍との付き合いも3年余を経過し、規制の中で“学び合う時間や新たな取り組み”への挑戦もしてきました。今年はこれらの結実の年となることを祈り、皆様との出会い、触れ合いを楽しみにしたいと思います。
二葉館は日本の女優第一号といわれた川上貞奴と電力王の福沢桃介が大正9年(1920)の頃から暮らしていた「文化のみち二葉館」です。平成12年に建物の寄贈を受けた名古屋市が、5年後の平成17年(2005)に移築復元したものです。復元にあたっては、解体保存材をできる限り使用し、創建当時の姿を再現しています。当時は広大な敷地に建つ和洋折衷の建物は、桃介の電気事業への志を反映しステンドグラスや照明を配した建物で、その豪華さと斬新さで「二葉御殿」と呼ばれていました。そのような貞奴邸の歴史の変遷を展示で紹介もされるようですので、大正ロマンの世界を共有し、そして「今とむかし」に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
注:2月8日(水)は「文化のみち橦木館」も終日入館料は無料となり、先着100名様に橦木館オリジナルグッズの進呈があります。
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