山口素堂の句「目には青葉 山ホトトギス  初鰹」にあるように、目映いばかりの新緑がそこかしこで影を落とし、憩いの場を提供してくれています。
 主税町(ちからまち)三丁目にある「主税町カトリック教会」には、幹周りが3.16メートルもあるという大きなケヤキの木が緑色を濃くし、道行く人の目を癒しています。その昔、ここは「野呂瀬主税氏」の屋敷跡であったことから、町名の由来になったと言われています。幼稚園が併設されていた当時は、この木陰の下でも園児の歓声があがっていたことでしょう。現在この幼稚園は閉園されていますが、教会はそのまま当時の面影を残しており、左手に回るとそびえ立ったこの名木を見ることが出来ます。
 以前にも紹介しましたが、司祭館や信者会館、煉瓦塀は「登録有形文化財」に指定されている貴重な建造物です。また日本で2番目に造られたルルドの洞窟もあり、この地は文化遺産の宝庫ではないでしょうか。穏やかなこの季節、時にはゆっくりと歴史散歩をなさるのも良いかと思います。登録有形文化財(3件)については
こちらからもご覧いただけます。
 この辺りは「町並み保存地区」に指定されている一画で、当会でも依頼ガイド(要申込み)や常駐・定時ガイドを行っておりますので、お気軽にお声かけ下さい。
(旧豊田佐助邸は火・木・土の10時から15時30分まで常駐ガイド、二葉館は火・木・土の11時20分と13時20分に定時ガイドを行っています)

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            教会          煉瓦塀と共存
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         古の建物が今も・・・      ガイドの様子(ルルドの洞窟)