徳川園の年明けは、黒門のお正月飾り(門松)が厳かに、そして園内では冬ボタンが可憐な彩りで、訪れる人を静かに出迎えてくれます。

 このお正月飾りは「金城温古録」(注1)の絵図にある江戸時代の門松を模しています。一本のそぎ落とされた青竹と松(雄松と雌松)、笹だけのシンプルなものです。そぎ落とされた(注2)竹は浜松城の故事によるものだと言われています。
 注1:金城温古録とは江戸時代後期における名古屋城の諸施設や植生、城内の規制や慣習、手続きなど、有形無形の事柄を詳細にまとめた資料である。
 注2:「そぎ」は徳川家康が始めたもので、徳川家康の生涯唯一の敗北として知られる「三方ヶ原の戦い」(1572年)のあと、対戦相手の武田信玄に対して、次は斬るぞという念を込めたのが始まりという説がある。(注「1、2」ウィキペディア百科事典より引用)

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★写真は1月8日撮影