散りツバキ

P4020245 名古屋市東区百人町(百人町の由来=藩政時代百人組同心屋敷があったところから町名ができた)95番地・・道路沿いのお宅の玄関脇に、多様に咲き分ける珍しい散りツバキが見ごろとなり綺麗に咲いています。1本の幹から枝分かれした幹の右側にピンクに紅の絞りが、幹の左側に赤色の花(混在もある)が咲いています。この品種は「沖の浪」といわれ蓮華咲きで、花弁が一枚ずつ散るところから散りツバキと言われています。今年は例年に比べ咲き始めは遅かったものの、花数は多いそうです。(聞き取り取材)
名前の謂われのとおりの、珍しい散り方をする椿を見られるのもここ暫くの間です。

 補足:沖の浪(おきのなみ)=江戸 [花]淡桃地の紅の縦〜小絞りと白覆輪が入る。八重、蓮華性、筒〜割しべ、中〜大輪、3〜4月咲き。[葉]長楕円、中〜大形、中折れ。[樹]立性、強い。[来歴]1695年の「花壇地錦抄」に載る(誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」より転載)

P4020243 根元は1本の幹。枝分かれした2本の枝の左右に
赤単色とピンクに紅の縦絞りが咲いている 

 

 

 

東区文化のみち ガイドボランティアの会

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