「東区文化のみちガイドボランティアの会」が名古屋市東区「文化のみち」の魅力を紹介します
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佐助邸あれこれ

佐助邸あれこれ

 本年も残すところ僅かとなりました。東区の中で「あれこれ」を探しながら、そちこちの路地を右往左往(方向音痴のせい)、道草が貴重な学びの場となることもしばしばでした。信号待ちの方に道を尋ね、思いがけず歴史談義になることもありました。「ほんとぉ〜?気づかなかったわ!」新発見に直ちにUターンしたり、公園のひなたぼっこの方に仲間入りし、昔はね・・と懐かしい「古の世界」へ一足飛びして、至福の時を過ごしたことも。
 今年一年、自然の猛威に驚かされ、数多くの事件を嘆いたりあきれたりしました。当会も佐助邸を起点とし、来邸の方々との触れ合い、時には貴重な助言をいただきつつ、学びの場にさせていただける幸せを感じながら、知らないことのあまりの多さに自己嫌悪の連続でした。これを打破するためには会員同士の研鑽が必須ですし、研修会や見学会、意見交換の場を設け、お互いに切磋琢磨しながら、半歩でも前進するよう心がけたつもりです。
「あの花の見頃はいつまで?」「見て来たよ!」などと、声をかけていただけると素直に嬉しく、頑張ろう!という気になりました。慌ただしい一年でしたが、実りも多く感謝の年でした。ありがとうございました。そして来る新年もよろしくお願いします。
 どうぞお健やかに、佳い年をお迎えください。
【休館のお知らせ】
☆佐助邸は12月29日(月)から1月5日(月)までお休みです。
☆二葉館は12月29日(月)から1月3日(土)まで、1月4日(日)から開館します。
詳しくはこちらからどうぞ

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9年ぶりの大雪・・(12月18日撮映) 未踏の庭、見事な化粧でお迎えです
CIMG0838 のコピー研修縮 CIMG9174若き日の母縮
研修会の様子 実地研修(見学会)

佐助邸あれこれ

 見渡す限りの新緑に囲まれ、春を楽しむ小鳥や蝶が庭園で遊んでいます。やや殺風景だったひと頃からは見間違うばかりのこの景色、心も和んできます。
 このところ、佐助邸は一寸したブームになっています。先日、トヨタ自動車関係のTVドラマが放映された影響から、「テレビを観て来ました!」「あの俳優さんはどの方ですか?」と、系図の前で普段とは違う会話が弾んでいます。又ある新聞では「車への情熱を燃やした喜一郎氏の特集」があり、別紙ではトヨタに関する連載もあり、マスメディアの影響は予想外の大きさになっています。そんな折、喜一郎氏の胸像が佐助邸に飾られることになりました。何故?佐助邸に喜一郎さんの像?と思われるも知れませんが、喜一郎さんは佐助さんの兄、発明王佐吉翁の長男ですので、叔父と甥の関係になります。兄である佐吉翁とは16歳離れていたこともあり、喜一郎さんの幼少時はよく子守をされており、喜一郎さんはとても慕っていたそうです。そしてまた一つ思いがけない事が起きました。「クラシックカーのパレード(注1)」です。パレードにはトヨタの車も3台走行するとのことで、慌ててカメラを構えました。
 こんな思いがけないことの連続しているここで、佐助邸の歴史、偉人の繋がり、懐かしい縁側を直にご覧になってみませんか。

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         静かな時を刻んで・・           喜一郎氏胸像
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           新緑の庭園            彩りを添えて
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        TOYOTA 2000 GT         フララちゃんも参加

注1:4月18日(金)に開催されました。これはクラシックカーで名所旧跡を訪ねるイベントで、スタンプラリー形式で行われるものだそうです。今年は徳川園も参加されました。
★当会では、「火・木・土」の10時から15時30分まで佐助邸に常駐し、ガイドを行っています。
  また毎週(金)13時から15時30分まで徳川園において定時ガイドを行っています。

佐助邸あれこれ

 今日は、あの東日本大震災から3回目の3月11日。それぞれの人が、それぞれの感慨を抱きながらも強い絆で、お互いを思いやり助け合いながらの姿を辿る各種の報道には心打たれました。また一方では、貴重な体験、文化遺産を次世代に残していくための地道な努力が続けられていることに感銘しました
 今回は前回に引き続き、佐助邸の「石灯籠、注1」にスポットを当ててみたいと思います。庭内には三つの灯籠があり、付近の草木の引き立て役となったり、時に景観のワンポイントとなって、この庭を一層引き立たせています。特に、1階2階の縁側からの眺めは、独特の雰囲気を醸し出し、存在感があります。
 庭の奥には、全長10メートルほどの流れ石組みで造られた細長い池があり、(現在は枯流れ)中ほどに石橋のあとがあります。石橋の袂石上に雪見灯籠(注2)が優しく邸内を見つめていますし、西側には、火袋に「濡」「鷺」と陽刻された珍しい濡鷺灯籠があり、見学される方々に微笑みかけているようです。東側に目を転じると、しなやかなにうねった赤松の側で、春日灯籠(注3)が佇んでいます。現在は紅白梅が咲く傍で草木が、新芽を蕾を膨らませ、来たるべき日に備えています。

CIMG9238雪見 CIMG9235池と雪見
          梅と雪見灯籠      池の護岸石組み(景石を配置)
CIMG9232濡れ鷺 CIMG9229春日灯籠
       濡鷺灯籠      春日灯籠(鹿と雲・・)

注1:②石灯籠の用途は明かり取りであるが、庭園内では見付として、つまり注意を喚起するために据えることが多い。
注2:「雪見」の語源は「浮見」が変化した語。竿と中台がないため高さが低い。特徴は、主に水面を照らすために用いられていたので、笠の部分が大きい
注3:灯籠といえば春日型を指すほど灯籠の基本となるもの。火袋は六面、前後に火口があり、鹿・雲・・などがあるので見つけやすい。バランスの取れた形の良いものである

佐助邸あれこれ

 今日は「雨水」、空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、また忍び寄る春の気配に草木が蘇るという意味があるそうです。そして「三寒四温」を繰り返しながら、文字通りの春へと向かうのでしょう。
 梅一輪 一輪ほどの 暖かさ ・・と詠まれているように、佐助邸の前庭にも梅が咲き始め、春への助走が始まりました。そんな縁側で日向ぼっこをしながら、大自然の営みを愛でるのも一興かと思います。
 佐助さんも縁側に座り、童謡などを口ずさまれたとか・・・。温かなお人柄と優しいお顔が目に浮かんできます。また2階からの眺めも格別です。視点が変わると、異なった息吹が感じられるかも知れませんよ。
 この「雨水」の日に雛人形を飾ると、良縁に恵まれるといわれ、実行されている所もあるようです。佐助邸でも可愛らしい「土雛さま」が飾られ、お部屋を明るくし、穏やかな雰囲気を醸し出しています。
 当会では、「火・木・土」10時から15時半まで邸内ガイドを行っております。皆様のお越しをお待ちしております。

CIMG8739雛 CIMG8737お雛様
      右と左 どちらが上位?      主が上からご覧になっています
CIMG8733紅梅 CIMG87462階から
         季節を違わずに・・・      激寒にも常緑樹は耐えてます

佐助邸あれこれ

 あけましておめでとうございます。佳き年をお迎えのことと思います。
 佐助邸の新年は、「めでたいもの」として使われる「松・竹・梅」*)の松を取り上げてみたいと思います。床の間にも、会員の「お・も・て・な・し」の心をこめた花が活けられ、当時のお正月をお楽しみいただけることと思います。
 佐助邸の室内外にある勇壮な、そして辺りを優しく見守る様々な松は、訪れる方をそっと出迎えてくれます。今回は、そんな「松」にスポットを当ててみたいと思います。
 門脇では、見越しの松(黒松)が温かく出迎えてくれます。喧騒の中から静寂へ・・ホッと和む一瞬です。お庭に回れば、風雅な赤松が和洋の建物に馴染みながら佇んでいます。
 邸内では、襖絵を辿ってみると佐助さんの「お・も・て・な・し」の心を、あちこちで実感して頂けると思います。各部屋では、それぞれにマッチした襖絵が設えられています。1階和室には若松が、2階和室には成松・・そして2階洋館には、幔幕と見越しの松、又、鶴亀の豊田のマークと家紋入りと、お正月にマッチした襖絵が嵌められています。その時節に合ったもてなしを感じながら、ゆったりとした新春のひととき、大正ロマンに浸ってみられるのは如何でしょう。
 佐助邸は1月4日から、(火・木・土)の10時から15時半まで開館し、常駐ガイドを行っています。今年も新たな出合い、再会を楽しみにお待ちしています。

CIMG8004門 CIMG8000赤松
            見越しの松           しなやかな赤松
CIMG7981若松1 CIMG7991成松
             若松             成長した松
2013122814030002床の間 CIMG7998家紋入り襖
     新春を寿ぐ          見越しの松・家紋・・・

注*)
:松は常緑樹で冬でも枯れず、凜々しい姿を保つことから「長寿・延年」の意味がある。
:竹は折れにくく、成長が早いことから「生命力・成長」の象徴とされていた。
:梅は他の花に先駆け非常に早く咲くことから、物事の最初、そして清らか、高潔、清純などの意味がある。
★冬の寒さに耐えて緑を保つ松と竹、寒い中で一斉に咲く清らかな花ということが松竹梅。
「歳寒三友」という言い方をしているが、三つが一つの象徴として寒さに耐えて新しくスタートするという意味。

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開館日とガイド実施時間

◆旧豊田佐助邸
月曜日休館(祭日が月曜日なら翌日)
開館時間: 10:00~15:30
ガイド常駐日:火、木、土
◆文化のみち二葉館
月曜日休館(祭日が月曜日なら翌日)
開館時間: 10:00~17:00
定時ガイド: 火、木、土
10:45、13:20の2回
30~40分
◆徳川園
月曜日休園
開園時間: 9:30~17:30
定時ガイド: 金曜日
13:00~15:30

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