「東区文化のみちガイドボランティアの会」が名古屋市東区「文化のみち」の魅力を紹介します
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お知らせ

お知らせ 旧春田鉄次郎邸見学とランチ

 7月16日は「海の日」です。早朝からのエネルギッシュな蝉の鳴き声、例年より早く夏本番になっているように感じます。猛暑の中、大正浪漫溢れる春田邸の見学と、豪華なフランス料理でひとときを過ごそうという企画です。
 この度、陶磁器貿易商として成功された春田鉄次郎邸において、“旧春田鉄次郎邸見学と「レストランデュボネ・ランチ」を楽しむ会”が開催されます。普段はお食事をしないとご覧になることが難しい1階洋間でのフランス料理と邸内ガイド、そして、その後は、町並み保存地区にある「旧豊田佐助邸、文化のみち橦木館、文化のみち二葉館」までの散策を企画しております。暑さに負けず、心身ともにリフレッシュしながらそれぞれの名所を楽しんでみるのは如何でしょうか。
★8月24日(金) 午前11時から、定員20名
★参加費5千円、申し込み期限8月17日(定員に達し次第締切,お早めに)
★申し込みなど詳細はこちらからご確認下さい。

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お知らせ「高岳福祉会館 オープン講座」

 「夏草や 兵どもが 夢の跡」松尾芭蕉の俳句は有名ですが、東区にも貴重な夢の跡と素敵な歴史が残されています。この度、高岳福祉会館(東区2)において、「輸出陶磁器のまちー東区」と題してオープン講座が開催されることになりました。講師を当会が担当させていただき、東区の知られざる、また隠れた遺産や歴史を紐解きたいと、ただ今準備中です。時代の移り変わりと共に変遷していく事象も多々ありますが、記憶に留めておきたい事柄もあるのではないでしょうか。ご一緒に古を探索する、静かな旅に出かけてみませんか。
(福祉会館利用証が必要です。会館案内または会館にご確認下さい)

日にち:平成30年7月18日(水)
時 間:午後2時〜午後3時半(開場 午後1時から)
場 所:高岳福祉会館 3階 
テーマ:〜東区の歴史を学びましょう〜
    「輸出陶磁器のまちー東区」
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寺社探訪2 金刀比羅神社(標識)

 春の終わりを告げる穀雨{注1}の頃になりました。一斉に萌えだした新緑や、百花爛漫の花々が大自然の息吹と逞しさを感じさせてくれます。市民のオアシスとなっている久屋大通公園東側に位置する金刀比羅神社(泉1)に、このたび標識が新設されると聞き訪ねてみました。

 ビルの谷間の小さなお社ですが、狛犬や神馬が出迎えてくれ、神社独特の威厳を感じさせてくれます。大正14年には、現、中日新聞選定の名古屋の十名所であったという石碑もありました。因みに一番は熱田神宮、二番は名古屋城で八番に久屋金刀比羅神社とありました。当時は相当に有名な神社だったのでしょう。「ひさやのこんぴらさん」と呼ばれて親しまれていたそうです。 
注1:立夏の前日までをいう、今年は4月20日から5月4日
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文化のみち界隈 Ⅰ 「橦木館」

 「近代産業の発祥地」と言われる東区、明治維新後に織物、マッチ、時計など様々な産業がこの地で育ち発展してきました。特に東区で盛んになった「陶磁器の絵付け」は、瀬戸から取り寄せた白生地の製品に絵を付ける事業で、当初は鍋屋町界隈が中心でしたが、次第に橦木町、白壁町が主な地域となっていきました。昭和初期の最盛期には、事業所は650軒、従事者数は1万4千人となる一大産業へと発展していきました。
 陶磁器貿易商として名声を馳せた「井元為三郎」「春田鉄次郎」の邸宅は、現在でもその存在をしっかりと残しています。徳川町にある陶磁器会館は、かつての陶磁器事業の隆盛を今に残す貴重な建物です。そんな歴史を振り返り、現在への変遷を見てみたいと思います。

 この地域は江戸時代の武家屋敷があったところで、明治維新後は産業の拠点として栄え、今は「町並み保存地区」として、昔を物語る建造物が保存されています。その中の一つに陶磁器貿易商として活躍した「旧井元為三郎邸」が橦木町にあります。
 今回は、大正末期から昭和初期に建てられた邸宅「橦木館」を訪ねてみました。瀟洒な洋館と歴史の趣を感じる和館、重厚な土蔵、手入れの行き届いた庭園、それらが一体となった屋敷がそこにありました。
 洋館はステンドグラスが一際目を引き、部屋の荘厳さを引き立てています。当時の井元氏を偲びながら、その歴史や文化に触れてみては如何でしょうか。

 訪れた日は、和室・土蔵で「山きらめきのPhoto展(17日まで開催)」が開催されていました。多くの樹木が調和よく繁る庭、和室のもつ独特の温かさの中、じっくり座って観賞される方も多く、なんだかその気持ちが分かるような気がしました。通常は入ることない土蔵も見られ、大いに満足しました。
 台所などには昔のままの物品が残されていて、現在への変遷が垣間見られ種々想像するのに十分な空間がそこにはありました。
橦木館の詳細はこちらからどうぞ 
 時にはゆったり、まったり時を過ごしてみるのは如何でしょうか。

☆11月3日(金)歩こう文化のみちでは、佐助邸において「語りつごう!!東区ゆかりの近代産業」の展示を行います。お待ちしております。

  庭から和館を・・  静けさの中に(中庭)
  各所にマッチして・・   当時が蘇る!?
  上絵付けされたもの   陶磁器産業の歴史
      印半纏   今も大正がここに・・

新美南吉の世界を訪ねて

 8月23日は処暑、また「綿柎開(わたのはなしべひらく)注1」とも言うそうです。その昔の、子供の頃の田園風景に、白い綿の実を見たような気がしますが、現在はまず見当たりません。

 何気なく通りかかった文化のみち二葉館で、予てより噂を聞き楽しみにしていた「児童文学リバイバル展 新美南吉の世界をたずねて」を見つけ見学してきました。もとより大好きな作家「新美南吉」、彼の世界を更に深く知りたいと想い、勇んで会場に入りました。
 「南吉」というと「ごんぎつね」「でんでん虫の悲しみ」「手袋を買いに」などの童話と共に、知多半島にある矢勝川の彼岸花が頭をかすめました。

 その作品は教科書にも取り上げられていますし、童話だけでも123編ほどあるそうです。子供から大人まで誰もが楽しめ、その多くはふるさとを題材にしていて、身近にいる動物を登場させ、方言なども取り入れているのが長く愛される理由でしょうか。これからも、親から子へ、子から孫へと語り継がれていくことでしょう。
 今まで名古屋には関係はない作家と思っていましたが、就職のお世話をした先生や、教え子が中部児童文学で活躍するなど、意外にも名古屋との関わりのあることを知りました。急に彼の存在がグッと近づいてきたようで、嬉しくなりました。

 丁度、“夏休み!子どもの「ステンド硝子アート教室」”も開催されており、残り少なくなった夏休みの課題解決の一助に、貴重な体験の場として楽しんでいるようでした。
 夏休みも残り少なくなってきましたが、去る19日に開催されたワークショップでは、「たからのこびん」作りが行われていました。ちょっとだけ覗くつもりが、それぞれの方の個性豊かな作品に接し、「たからのこびん」作りに熱中する姿に感動し、引き込まれて時の経つのも忘れ見続けていました。付き添ってみえた親御さんも、その経過に満足された様子で、見守りながら一緒に楽しまれているようでした。

 時には童心に返って、昔懐かしい絵本を手に取ってみるのは如何でしょう?心癒される時間が取り戻せるかも知れませんよ。
南吉展についての詳細はこちらからどうぞ
 注1:綿を包むガクが開き始める頃。綿の実がはじけ白いふわふわが顔をのぞかせた様子。

 

      写真提供:二葉館    半田市観光HPより(矢勝川)
   ”たからのこびん”制作中     まどにかざるときれいだよ!

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開館日とガイド実施時間

◆旧豊田佐助邸
月曜日休館(祭日が月曜日なら翌日)
開館時間: 10:00~15:30
ガイド常駐日:火、木、土
◆文化のみち二葉館
月曜日休館(祭日が月曜日なら翌日)
開館時間: 10:00~17:00
定時ガイド: 火、木、土
10:45、13:20の2回
30~40分
◆徳川園
月曜日休園
開園時間: 9:30~17:30
定時ガイド: 金曜日
13:00~15:30

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