春たけなわの今

 新型コロナウイルス感染防止対策で「緊急事態宣言」が発令され、外出自粛等が発表されました。ウイルス菌の猛威は驚嘆ですが、その反面、大自然の営みに見えない力強さを感じ、心身のリフレッシュにもなっているように思います。
 健康を保つための重要項目の一つに散策が挙げられています。軽い運動を念頭に、樹木や草花から溢れるパワーと癒やしの栄養をいただきながら歩いてみました。散策コースに加えていただいたり、誌上散策で目の保養にして頂ければ幸いです。
 当会も時節柄ガイドは中止しておりますが、情報を共有しながら自然の溢れるエネルギーを感じて頂ければ幸いです。
◎「緊急事態宣言」により文化のみち(名古屋城から徳川園の範囲)は5月10日まで閉館を延長させていただいております。ご理解の程よろしくお願い申し上げます。今後の日程の詳細は各館のHPなどでご確認下さい。

 今回は愛知県に「緊急事態宣言」発令前の徳川園と周辺の写真を掲載します。東区の花、そして百花の王“ボタン”が色鮮やかに園内を彩り始め、園内は一層華やかさを増していましたが・・。

 「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」は、江戸中期の俳人・山口素堂(1642~1716)の作ですが、春から夏にかけて江戸の人々が最も好んだものを詠んだそうです。旬の時季との微妙な兼ね合い、その感性に驚嘆してしまいます。若葉がサワサワと風に揺れながら、小鳥たちと楽しげにお話ししているようでした。

 園外に目を向けて見ますと、今まで“さーっと!”通り過ぎていた道路脇にも春が間違いなく訪れています。澄み渡る青空をバックに「ボタン、シバザクラ、ハナズオウ、リナリアなど・・」が見事な春を演出しています。大自然の不可思議です。本来は5〜6月に咲く含笑花(バナナツリー、カラタネオガタマ)も東門脇で咲き始めました。この日は1輪でしたがこれからが本番でしょう。時には角度を変えて周辺で楚々と咲く草花も見つけてください。
(俳句歳時記参照)

    王者の風格    若葉が優しく
   壮麗なたたずまい  春風に揺れるしだれ桜
  甘い香りの含笑花  真っ赤な葉に魅せられ
    野の花も一役    交差点脇を彩って

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