花めぐり「名古屋朝顔・モミジアオイ」

 「朝顔に われ恙(つつが)なき あした哉(正岡子規)」

 今、名城公園フラワープラザにおいて、「名古屋朝顔まつり」が開催されています。1年のうちで最も暑さの厳しいといわれる“大暑”も過ぎ、早朝から蝉の大合唱が響き渡り“夏”本番ですね。そんな朝、ほっとする安らぎの空間が静かに広がっています。

 「名古屋朝顔」の正式な名称は「名古屋式盆養切り込みづくり大輪朝顔」というのだそうです。その起源は、名古屋で100年以上続く歴史のある朝顔です。蔓を伸ばさずに盆栽風に仕立てて、直径が15㎝~20㎝の大輪の花を咲かせるものです。花・草姿・鉢との調和を干渉する朝顔のようですね。

 夏の風物詩として親しまれている朝顔ですが、この名古屋朝顔は、お話を伺うと独特の育て方をするようです。丹精こめた花々の育て方を伺い、挑戦してみるのも良いかもしれませんね。名前もとっても魅力あるもので、これがお花の色や姿にぴったりで引き込まれてしまいます。また変化の有り様、朝顔なども一つ一つに愛情がこもり魅惑がいっぱいです。お好きな色合いや仕立てを楽しみながらの観賞も、この酷暑を十分に吹き飛ばしてくれることでしょう。静かで穏やかな雰囲気が和みを与えてくれること間違いなしですよ。

開花コンテストも行われていますが、これがまた素晴らしいです。見惚れてしまいます。注がれた愛情がお花に十分伝わっている・・とそんな気がしました。心満たされる一瞬もあるのではないでしょうか。苗の販売もありますので、余韻は自宅で観賞できるかもしれませんね。外は連日の酷暑続きですが、ゆったり・・まったりの時間に身を置いて優雅??な時をお楽しみください。会期は7月27日(日)までです。熱中症には十分気をつけてお出かけくださいね。比較的凌ぎやすい朝早くが行動の時間です。(写真は会員提供)

 外はやっぱり暑いですが、隣では最新と伝統が融合した「IGアリーナ」の斬新な建物が目をひきます。ここでは、現在、初の大相撲「名古屋場所」が開催されています。力士の幟旗が盛大に風に揺れ思わず目を奪われますし、暑さも吹き飛ばしてくれそうですね。連日の満員札止めだそうで、8000人近いファンが詰めかけていると新聞に掲載されていました。「IGアリーナ」は国内最大の収容人数を誇るそうですが、テレビ観戦でも雰囲気は十分に伝わりますね。

 東区のどんぐり広場(古出来1)では、紅白のモミジアオイが咲き競っています。この花は、「文化のみち二葉館」の大広間にあるステンドグラス初夏に設られている貞さんが好きな「モミジアオイ」の実際の花です。ステンドグラスの花は赤ですが、白花のあることもある時、偶然にわかりました。紅白で見るのも風情があって良いですね(写真は会員提供)

思いがけないところで「ガイドボランティア」と繋がっています。そんな偶然もぜひ見つけてくださいね。胸のトキメキに出会えるかもしれませんよ。今では民家の庭先などでも見かけられるようになりました。世の中は広いようで狭いと感じる花物語??でした。

愛が伝わってきます
絶妙な色合いの見事さ
魅惑の「花王・五月雨の音」
丹精の足音が聞こえそう
変化朝顔!?
花風鈴(音が聞こえそう)
斬新なデザインのIGアリーナ
公園を彩るモミジアオイ

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