「梅一輪、一輪ほどの暖かさ」の名句の通り、庭に可愛らしい一輪を・・そしてまた一輪を見つけました。春の訪れも、もう間近でしょう。
そこで今回は、園内の「石」に目を向けてみたいと思います。徳川園は「〜変化に富んだ景観を劇的に展開する構成〜」とパンフレットにも記されているように、その大役を「様々な石」も担っています。これらの石を、花との共演として順次ご紹介していきたいと思います。初回はちょっと見逃してしまいそうな「石」です。藁がこいの中で今、華麗に咲く牡丹園(冬牡丹)、その東階段脇に「刻印石」を見つけることができます。園内外にはまだあるかも知れませんよ。
この他、園内の所々に配置されている「関守石」、「景石」等々をゆっくりとご覧下さい。散策の途中で、思わぬ石たちと巡り会うことができると思います。
注1:刻印石とは、名古屋城築城の際に採石されたもので、大名家の刻印だともいわれていますが諸説あるようです。
注2、関守石とは露地の飛び石の上に置いて通行止の標識代わりとするもので、留石ともいう。
春を告げる 梅一輪 | 紀伊浅野家の刻印石と言われていますが・・・ |
露地脇の関守石 | さざれ石(大曽根門) |
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