去る23日(火)には「大暑」も過ぎたというのに、未だに梅雨明け宣言がされない本年の夏、異常気象で無いことを祈るばかりです。
 さて今回は、徳源寺で毎年行われているという地蔵盆(7月24日)を見学させていただきました。この日は地蔵菩薩の命日で、お地蔵様の周りは飾り付けやお供え物がなされ、訪れる子どもをもてなすのだそうです。地元の小学生自作の箱型の〝あんどん″も飾られ、地域との繋がりの強さが窺われました。  
 子どもの守り神とも言われるお地蔵様とあって、盛りだくさんのイベントが用意されていました。

 法要は地蔵菩薩の前で厳かに執り行われました。その後、地域のお世話役や集まった人々がお参りをされ、お参りが済んだお子さんにはお菓子が配られます。「主役は子ども」ですから、当然大人への配布はありませんよ!

 徳源寺は、臨斎宗の雲水修行の専門道場でもあり、現在も多くの修行僧の方が禅修行に励んでいますが、今日は裏方に徹しておられたようで、案内や受付のお手伝いをされていました。時には大うちわで風を送ってみえ、「わあー、涼しい」の歓声に汗いっぱいの笑顔で応えていました。

 この寺、九重部屋の稽古場、宿舎にもなっているので、お相撲さんも大活躍です。リクエストの写真撮影に応じたり、一緒に遊んだり、ちゃんこ料理も振舞われていました。ただ、ちゃんこ料理をいただくのにはチケットが必要で、私は取得方法は分からず、匂いと雰囲気だけ体感してきました。

 本堂は子どもの遊び場に早変わり、お相撲さんとの腕相撲に興じたり、工作やお絵かきに取り組んだり、紙芝居を楽しんだり・・と、賑やかで楽しい場となっていました。お相撲さん1人に子ども5〜6人の綱引きは人気があり、引きずられる力士に周囲からは笑いが起こり、おもむろに綱を引き始め真剣勝負へと持ち込む力士の駆け引きに、今度は「がんばれー!」と子どもへの声援が沸き起こっていました。

 不規則に時々聞こえてくる鐘の音に、「何か始まるのかしら?」と近づいてみれば、可愛い男の子たちが鐘を突いていました。
また、人気の綿菓子の実演には長い列が出来ており、作る方も子どもの喜ぶ顔が一番の励みになったようです。
 文字通り今日は子ども天国で、傍らの大人が羨ましくさえ思える一日でした。

  地蔵菩薩とお地蔵さん     九重部屋の幟
  地蔵盆の法要は厳かに   子どもたちの”あんどん”
   大うちわも大活躍    腕相撲・・勝敗は?
   本堂は大賑わい    長い列の先には?