町の木々もすっかり冬の装い、南天の赤い実が目を楽しませてくれるようになりました。そんな季節でもある先日の午後、今まで気づかずに通り過ぎていた「栄公園」の表示板が、ふと目にとまり立ち寄ってみました。街の中の小さな公園・・・片隅に桜、鬱金(ウコン)・普賢象(フゲンゾウ)の石柱を見つけました。説明文を読んでみると、「県一桜?・・・」とあり、当時校庭にあった桜の木の孫桜であると書かれていました。
はて、何のことだろう?と興味をそそられ、公園から愛知芸術文化センター東と東桜小学校西の丘に続く小道を進むと、「栄公園」と書かれた、可愛いモニュメントが出迎えてくれました。そして、その近くに<愛知縣第一高等女学校ここにありき>と書かれた大きな石と跡碑を見つけました。
春には可憐な花で多くの人を和ませ、初夏には優しい木陰で暑さから人を守りながら、幾星霜を重ねてきた桜、その歴史が多くの人々にも、さまざまな想い出の糸口になっているのだと思います。
注:校碑は高さ約60㎝、横約180㎝。昭和51年4月18日、和楽会有志建立とある。(東区の歴史参照)
校碑 | 跡碑 |
今はまだ固いつぼみ | 可愛いモニュメントが・・・ |
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