二十四節気の「雨水」も過ぎ、陽ざしも僅かずつ春のものになってきています。佐助邸の庭にも紅白の梅が一輪また一輪とほころんできています。待ちかねたように、ツグミやセキレイ、スズメが木立の間で活動を始めました。春の日を浴びながら草花と戯れる小鳥の仕草が、ほっこり優しいひとときを演出してくれます。
佐助邸内では3月3日のお節句に合わせ、お雛様(注1)が飾られ、当時の佐助さんの生活を垣間見ることが出来るはずです。現在、文化のみち(名古屋城から徳川園まで)でも雛めぐりが(注2)開催されており、古式ゆかしいお雛様、現代風のお雛様などなど、多岐に亘る雛人形を堪能することが出来ます。そしてスタンプラリーを実施しており、素敵な景品もいただけますよ。
スタンプラリーには入っていませんが雛めぐりを楽しみながら、佐助邸でのんびりと春の訪れを感じながら、古の建物を眺められるのも一興でしょう。
道すがらでは、樹木が芽吹きの準備をし、あるいは蕾を膨らませて歓迎してくれますよ。運が良ければ思いがけない春に出会えるかも・・・。
◎当会では、佐助邸において「火・木・土」の午前10時から午後3時半まで、邸内ガイドを、また二葉館では「火・木・土」の午前11時20分、午後1時20分に定時ガイドを行っております。お気軽にお声かけ下さい。
梅が春を告げ・・ | 家族と一緒に | ツグミも楽しげに |
美術館、玄関でお出迎え | 徳川園、花餅とお雛様 | さて?探してくださいね |
注1:東濃地方の土雛(会員所蔵)
注2:雛めぐりの詳細はこちらからどうぞ
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