爽やかな秋空の下、「文化のみち二葉館」と共同で進めてきた標記展示が、いよいよ始まりました。
初日10日(水)には、電力王、桃介氏がドイツから取り寄せた三色桃の子孫の苗木が、関西電力さんの協力もあり、50本贈呈されることになりました。このため、入館時間前から列が出来、関心の高さを知らされました。何年かの後、名古屋のあちこちで、この三色桃が花開くことと思います。
1階の展示場では、日頃見ることの出来ない、桃介氏愛用の万年筆、木曽川の俯瞰図、桃介氏滞米中の手記のコピー等々があり、来館者の方々は一つひとつを興味深げに見入ってみえ、その関心の大きさを知りました。又、外国人と思われる人が、英文をじっくり読みつつ、熱心にメモされる姿が印象的でした。
貞奴さんの舞台姿、新聞記事の写真パネルの前では、その容貌,容姿に感嘆の声があがり、また貞奴さんが愛用した日用品や、二葉御殿で使用された手あぶり火鉢等々の前では、往年の生活を思い出されたのか、あちこちで驚嘆の声が聞かれました。
2階では24枚の偉人賢人についての、パネル入りの作品が展示されていますが、「えっ!この人も?」「どんな繋がりがあるの?」と、熱心に質問される場面も見られました。また作品の1枚、1枚のコメントをじっくり精読される姿に感心し、一生懸命に調べ、作成したかいがあったとホッとした時でもありました。
一つの企画で素晴らしい出会いが出来、あらたな芽生えに繋がって行くことを実感させていただきました。
この展示、15日(月、祝)まで開催しております。皆様のご来館をお待ちしております。
展示についての詳細はこちらからどうぞ
長い列が・・・ | 三色桃の苗の贈呈 | 1階 展示室 | 浮かれ胡弓 |
1階 展示品ガイド | 2階 展示ガイド | 2階 展示パネル | 丁寧に読みながら・・ |
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