秋の行事「歩こう文化のみち2025」が開幕しました。今年は11月1日(土)~11月27日(木)までの長丁場です。各所ではこの期間中、魅力あるイベントや体験の企画をし、お越しをお待ちしています。詳細はチラシでご確認の上お越しいただき、あなたのお気に入りイベントと“秋“を見つけてくださいね。
佐助邸は11月1日~27日まで展示会を開催していますので、お気軽にお越しください。ゆっくり観賞していただけると思いますよ。例年好評の「魅力ある東区文化のみちの活動展示」、新企画特別パネル展示「東区を通る旧街道の今昔」、「豊田佐助翁ゆかりの品々」などの展示を行っております。時には、東区の歴史や大正時代の生活を紐解いてみるのはいかがでしょうか。3日は秋晴れの爽やかな1日でしたので、大勢(概算で450人)の来館者との語らいは充実した意義あるイベントとなりました。素敵な出会い、ふれ合いを佐助邸でもお待ちしていますよ。
旧春田鉄次郎邸では、「春田文化住宅の記憶」と題して、パネル展示をおこなっています。ここは大正時代に貿易商として活躍した、春田鉄次郎氏の邸宅です。1階和室は当時の生活用品が並べられ懐かしいテレビや、ちゃぶ台なども見ることができます。時代の流れを実感していただくことも可能ですよ。
橦木館では11月1日、2日限定でしたが、「五節句展」が開催されていました。同時に大学生自作の“からくり人形”も展示され、小学5年生からはカラクリに魅せられて作製を始め、すでに50体以上を作ったとのことでした。とても精巧な作りでびっくりしました。実演も丁寧に説明しながら見せていただき「すごい!!なあ」と驚きとともに大変感動しました。「五節句展」は日本の良き伝統を受け継ぎ、それぞれの節句を表現し、和みと落ち着いた空間がとても居心地の良いものでした。今後のイベントはチラシ等でご確認ください。
二葉館では、画家・柳瀬辰久展が開催されていました。毎年展示されていますが、日本画の醍醐味をじっくり鑑賞できました。本人より、制作の様子や日本画への意気込みを伺いました。来館された方々は、ガイドの話に貞さん、桃介さんの業績や建築に興味津々の様子でした。
徳川園では「東区の山車囃子・からくり競演」・「和太鼓演奏」、広場では「棒の手」の実演、手作り市が開かれていましたし、お子さんたちはクイズラリーに興じていました。日一日と紅葉も進んできますのでお楽しみいただけると思います。今後もまだイベントが行われますので、チラシ等でご確認くださいね。
東区の「文化のみち」は名古屋城から徳川園までを言います。やっと訪れた“秋”との出会いでもあり、街路樹や草花も待ちかねたように色づき始め、色彩豊かな町並みが広がってきました。静かな秋のもと、このイベントを楽しんで頂くのはいかがでしょうか。








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