徳川園のこのごろ

 今、園内では残暑を忘れさせてくれるような可愛いマガモ(雛)の仕草に、しばらくの間、和んだ空間が広がっています。どんどん成長を続けている今、最近は親ガモに負けじと水面を滑空したり、因幡の白ウサギよろしくコイの背中?を渡り歩きながら餌をとっています。大抵は鯉の勝ちですが・・・見かねたお客さまが「餌を買ってきます」と大曽根口での餌売り場へ直行され、ご案内は一時中断・・なんて事もあって、微笑ましいガイドになることもあります。
 運が良ければ「カイツブリ(注1)」も飛来して来ます。大抵は湖面の真ん中でゆらりゆらりと揺れていますが、湖面に浮かんでいるかと思うと餌を見つけ、あっという間に潜ってしまいますので、目を凝らして探してみてください。
 現在、「夕べを涼む・・」と題して夜間開園が行われています。イベントで作られた浮き灯籠も湖面に漂い、彩りを添えています(注2)。
 灯籠や湖面に映る光と影の幻想的な姿もお楽しみいただけます。自然の織りなす風や波によって作り出される微妙な動きや、優美な月が湖面に映え、木々の陰とのコラボレーションが楽しめます。地泉回遊式庭園の特徴である、「歩く度に変わる景色」がそこにはあります。時にはゆったり、湖面を渡る初秋の風と向き合い、涼まれるのは如何でしょうか。
★当会では毎週金曜日、13時から15時30分まで 定時ガイドを行っております。お気軽にお声かけください。

CIMG7758マガモ親子縮 CIMG9941鯉とカルガモ親子縮 CIMG7777カイツブリ縮T
   マガモの親子    鯉と仲良く?     カイツブリ
CIMG9955宵祭り武将隊縮 CIMG0004昼・龍仙湖縮 CIMG9958瀧へ縮
  宵祭りの武将隊   徳川園の昼の顔   道を優しく照らして
CIMG7754鶴・観仙楼・湖面縮 CIMG7732龍仙湖、織部縮 CIMG7756浮き灯籠縮
幻想的な湖面を演出   道標の織部灯籠   力作の浮き灯籠

注1:夏羽では頬から後頸部にかけて赤茶色になる
注2:詳細はこちらからご覧ください

東区文化のみち ガイドボランティアの会

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