「生涯学習まつり」報告

「小春日や 木菟(づく)をとめたる 竹の枝(芥川龍之介)」

11月13.14日(土・日)両日とも,穏やかな小春日和の中での開催でした。気候も良く街路樹の紅葉も始まり人々の目を楽しませてくれますが、反面、行楽にも良かったのでしょう、過去と比較すると訪れる方は少し寂しく感じました。新生活様式で活動の自粛も多かったのかもしれません。それでも体育室では、参加されている団体でのイベントや展示、ゲームなどで歓声があがっていました。また当会での東寺町散策は盛況で、みなさんが熱心にメモをとりながら楽しんでおられました。

当会では、体育室で「尾張徳川歴代藩主と建中寺」の展示を行いました。対面でのガイドは控えさせていただきましたが、その代わりにじっくり味わいながら精読される方を見て、とても嬉しく思いました。心を込めて丁寧に作成したつもりですが、観賞される方々の尾張徳川への関心の深さも窺われました。

体育室では、懐かしい昭和のメドレーを一緒に歌う人や、手話ソングの手の動きを真似て楽しんでいる姿に思わず微笑えんでしまいました。またプラレールや釣りゲームでも、和気藹々と楽しんでおられる姿がありました。キャッチフレーズである「行ってみよう、見てみよう、やってみよう」は、しっかり実践されていました。

当会の「東寺町散策」も、人気が高いイベントの一つで毎回参加希望者が多く、学びの姿勢には圧倒されます。これに呼応してガイド担当者にも気合いが入ります。当然ルールを守り数班に分かれてのガイドを実施しました。皆さんも一つ一つの説明を聞き逃すまいとメモを取る人、積極的に質問をされる人など活気溢れる現場となりました。道すがら、ゆったり、まったりと進みながら落ち着いた自然の佇まいも堪能されながらの有意義な寺院巡りとなったのではないでしょうか。
色々な場面で新発見や「へえ〜」と感嘆する声も聞かれました。皆さんの満足げな表情がそれを物語っているようでした。

体育館で展示 展示の様子
じっくり読みながら・・ 東寺町ガイド概要説明
御下屋敷跡ガイド 東寺町大法寺
資料を提示しながらガイド 安斎院門前にて

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