「美しき 春日こぼるる 手をかざし(中村汀女)」
 春分も過ぎ太陽の恵みを感じながら、豊かな自然の中で育まれる日本の貴重文化や風土に触れてみませんか。
 「春分の日」とは「自然をたたえ、生物を慈しむ日」とされているそうです。季節は決まった順序で移り変わり、植物それぞれの持つリズムで流れていくようです。芽吹き始めた木々や、咲き始めた花の香りを探しに出掛けてみませんか。今回は、徳川園から建中寺を経由し、東区の花巡りをしてみました。

 今年は桜の開花は少しゆっくりで、名古屋で最初に咲くといわれるオオカンザクラは3月12日(土)の「桜みちまつり」で咲き始めでした。この桜、今はまさに満開で、桜吹雪が舞う中での散策も乙なものですよ。桜の種類は600種以上といわれ,次々と可憐な花を咲かせています。
 現在の見どころは、徳川園美術館前のトウカイザクラです。また、黒門前の西小公園のソメイヨシノは一分咲きでしょうか。折からの暖かさで間もなく見頃を迎える事でしょう。

 東区の木「ハクモクレン」は見頃を迎えています。街路樹の並木も見頃を迎えていますし、色鮮やかなシモクレン(紫木蓮)の並木も見事です。柔らかな春の日差しを待ち焦がれていたように、一斉に咲き始めました。あっという間の開花、「あれ?こんな所にあったけ」とその存在感に思わずシャッターをきっていました。花曇りの中でも伸び伸びと天に向かってアピールをしています。花曇りの散策も素敵な出会いが待っているのは嬉しい誤算でした。

 東区の名木「散りツバキ」も満開です。この椿を観察するのは、私の春の散策のルーティンですが今年も出会えました。一般家庭の玄関先で静かに佇んでいます。見学の際には、一本の木に咲き分ける花々を心静かに愛でて下さいね。(近隣への配慮も忘れずに)http://higashibgv.com/花情報/3261(詳細はこちらからどうぞ)
 道すがらでは、沈丁花やユキヤナギ、ハナモモなどが春風に乗って優しい香りを届けてくれます。是非見つけてくださいね。

 コロナ禍の規制の一つも解けました。今まで通り規律を守りながらも、待ちわびた花の競演の時に、心と身体”を開放してみませんか。

 当会も対面のガイドが出来る日を願いつつ研鑽を重ねております。コロナの早い収束を願いつつ、皆様と談笑の出会いが出来ますように!

   オオカンザクラと二葉館  オオカンザクラの並木道
徳川園黑門とトウカイザクラ   ハクモクレンの並木
 元は1本の木(散りツバキ)    満開のシモクレン
  ユキヤナギの群生   愛知県花「ハナノキ}