お知らせ「生涯学習まつり2022」

「白露や 芙蓉したたる 音すなり 夏目漱石」
 草木の色に風の音、雲の動きなどに秋色が見え始め、いよいよ秋本番への助走が始まりました。
 これからお楽しみいただける各種のイベントが始まります。まず最初は【ときめきの風は東から】です。長く続くコロナ禍でも行動規制は、少しずつ緩和されてきました。規律を守りつつ、「行ってみよう!見てみよう!やってみよう」をキャッチフレーズに、活動グループの発表、展示、体験コーナーに加え、食欲の秋を満喫できる食品販売も企画していますよ。

 当会ではパネル展とガイドツアーを行います。
①パネル展  「東区文化のみち界隈から生まれた産業と実業家たち」、「ガイドボランティア活動報告」
 東区は近代産業発祥の地でもあり明治維新後、織機、電力、輸出陶磁器、自動車関連など多岐にわたる産業が発展していきました。江戸時代には100坪から300坪の武家屋敷が多くあり、工場として利用できる広い空き地があったことも一因だと言われています。また、「下級士族の研究」や「尾張藩漫筆」によると江戸時代には内職に励んだ藩士もいて、技術を持った士族が東区に多く住んでいたことも、工業化が進められたのではないかとも言われています。明治維新から大きく変貌を遂げた東区と関わった“あの人”、“この人”をじっくり紐解いてみませんか。「へえ?」「ホント!?」など新たな気づきや発見に出会える旅路に出かけてみませんか。

②「ガイドツアー 
「お下屋敷跡めぐり」を行います(締め切りは9/20必着)
これは新企画で、この学習センターはお下屋敷跡にあります。ご存知でしたか?小さな標札がひっそり立っています。当時は6万4000坪の広大な敷地で、二代藩主光友が造った和風の回遊式庭園でした。後の七代藩主宗春が蟄居謹慎となった場所でもあります。現存するものは殆どなく残念ですが、当時を思い起こさせる何かに出会えるかもしれません。また明治、大正、昭和の懐かしい建物が、記憶の扉から蘇るかもしれません。時代の変遷とともに忘れられがちな事象、何とか次代に伝承していきたいとの思いからの企画です。
*詳細は令和4年度後期 日本環境マネジメント(NEM)自主事業をご参照ください

あなたの好みに合う秋を満喫できるよう、奮ってのご参加をお待ちしています。(詳細は各所配付のチラシをご覧ください)

ときめきの風は吹く?
展示は3階
昨年の展示
昨年の様子
昨年の展示
お下屋敷跡標識

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