佐助邸にも少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。大門から玄関へ向かう途中の塀際には、今・・萩の花が遠慮げに、しかしちょっぴり存在感を主張しながら静かに咲いています。また当邸の廊下から庭を眺めていますと、時折心地よい秋風が肌を撫でていきます。そして、意外と気付かずに通り過ぎていたあちこちに、小さな草花が楚々と彩りを加え、季節の顔を見せてくれています。主の佐助さんも縁側に座ってゆったりと寛ぎの時間をお過ごしになられたのでしょうか・・・。
大正ロマンの残る貴重な佐助邸ですが、平成の現在に庭の各所で生存する植物を眺めるのも楽しいひとときだと思います。草花の演出もお楽しみ下さい。
塀側から玄関を臨む |
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