今年は地震、これに伴う津波、更に原子力発電所の破壊と自然の猛威に翻弄された1年でした。今年の漢字に選ばれた「絆」の意味、重さを痛感し、人と人との繋がりの大切さを教えられました。また節電・エコの必要性をマスコミが年間を通して訴え続けました。そんな中、佐助邸ではいち早くこのエコが考えられていた事に気付かされました。
それは防寒のため、1階北の廊下側に設置されている二重のガラス戸です。ガラス戸の間に雨戸が設置され三重構造になっているのです。特に一番外側のガラス戸は「枘(ほぞ)」という匠の知恵が施されており、凹凸にすることによりピッタリ閉まるように工夫されているのです。先人の知恵に思わず脱帽です!!是非おでかけいただき、そんな「匠」の技をご覧ください。
【お知らせ】
「佐助邸の常駐ガイド」は12月28日から来春1月4日までお休みです。
防寒に優れた戸 | 色鮮やかなクチナシの実 |
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