今まで、秋の行事を幾つかご紹介してきましたが、11月3日(木・祝)「歩こう文化のみち」では、各所で工夫された催しやスタンプラリーが開催されます。当会でも皆様との素敵な出会いを期待し、さまざまなご案内が出来るよう懸命に準備を進めています。
同じ地域にある「名古屋市役所本庁舎」も一般公開されます。これに先立ち「知りたい、見てみたい」の会員の熱い要望と、佐助邸に立ち寄って下さる皆様との間にも共有すべき話題があるはずと、見学・研修会を実施しました。いつもは外から眺めるだけの庁舎内の「今とむかし」を、内部に入る初めて体験、職員方の丁寧で興味深い説明に・・ワクワク・・ドキドキの連続でした。その中から幾つかをご紹介したいと思います。
まずは玄関ホールにある柱や階段手すりは大理石、国会議事堂の余材を使用していること、そして上を見上げれば20メートルもある吹き抜けに圧倒されました。テレビや映画の撮影に幾度か使用されたという長い廊下を進みながら屋上へ、屋上から見る名古屋城は威風堂々と聳え立ち、遙か江戸時代へと誘(いざな)ってくれました。また間近に見る時計塔の偉大さ荘厳さに圧倒されました。時計台の内部も見せていただき、普段は外から見るだけの時計の動きに感動・・、その先に見える県庁庁舎も、視野が変わると普段見られない趣のある情景でした。
そこから、議場でちょっと傍聴者気分を味わい、貴賓室の荘厳さには圧倒されてしまいました。正庁の天井は、竣工当時のままの格天井で威厳が感じられ、壁に掛けられている絵画の中には「今でしょ!」で評判になった、あの先生のおじいさまのものもあるとの説明があり、思わず再確認する一コマもありました。歴史を刻み続ける庁舎の重厚さを感じ、一市民として、より親近感を持つ機会になった訪問でした。
当日は、本庁舎の今昔の写真パネルや東日本大震災支援などのパネル展示、こだわり市場が企画されているようです。何となく入りづらく敷居の高さを感じた、今までと違う身近な市役所がそこにあるかもしれませんよ。
「百聞は一見に如かず」是非皆様もこの機会に見学されてはいかがでしょう。
品格漂う玄関ホール | 荘厳な貴賓室 | 珍しい円形の議場 |
飾られている絵は・・ | 時計塔見学 | 屋上から時計塔 |
名城の眺めは圧巻 | 雄大な県庁 | 古のテラス跡の屋根 |
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