１１月３日（金・祝）から始まった「歩こう文化のみち」も好評のうちに１１月２６日（月）に無事終了いたしました。「旧豊田佐助邸築100周年記念」の年でしたので、思い出深い品々の展示を行いました。佐助さんのご子孫になられるご家族も来訪され、当時を懐かしみつつ、貴重なお話も伺うことができ大変意義深い開催となりました。
さて、今回は「東区の魅力発見ガイドツアー」、４コースのご報告です。
酷暑の夏から、季節が一気に進んだ公園や街路樹が赤や黄色の輝きを見せる中、ガイドツアーは開催されました。
４回シリーズの１回目は、「尾張徳川義直・宗春ゆかり東コース」でした。あいにくの雨模様となりましたが、熱心な参加者の食い入るような眼差しにガイドにも熱が入りました。「雨にも負けず・・風にも負けず・・」の言葉が頭をよぎり、真摯な学びには貴重な刺激材料になったことと思います。
２回目は「尾張徳川義直・宗春ゆかりの西コース」でした。次第に輝きを増すそちこちの紅葉が目立ち、ハラハラと散る落ち葉の絨毯を踏み締めながらの情緒ある散策になりました。一つ一つを丁寧に確認しながらのゆとりある散策でした。圓勝寺では、伝承されてきた笙の優雅な演奏を聞かせていただきました。名古屋で紅葉の名所禅隆寺（東区飯田町）も、現在は最盛期を迎えています。機会があれば是非来訪してください。静寂の空間が広がっています。
３回目は、建中寺境内と御霊屋、経堂などを陽光に照らされながら、丁寧にゆったり散策しました。紡いできた歴史をご住職様から伺い、見学する機会を得たことは参加者の大きな財産になったことと思います。
４回目は「ステンドグラスの魅力を訪ねて」でした。クイズを取り入れたり、様々な工夫を凝らしてのガイドは大変好評でした。歴史や今まで素通りしていた場所に驚かれた方もいらしたようです。友人と再度来訪したいとの嬉しいコメントもいただきました。ガイドにも今後の大きな励みになることでしょう。
参加者からは、「とても興味をもてる内容だった」、「歴史を知られて良かった」、「東区の魅力を再発見できた」「各回の寺院での内部見学やご住職様のお話が良かった」などの貴重な感想を伺うことができました。将来に向け、参加希望者や友人、知人への伝達の大切さを実感させていただきました。ガイドした当会にとっても、有意義な時を共有できたことは今後に繋がる大きな一歩になることでしょう。
当会では、「予約ガイド」も行っております。また皆様のご要望に対応した予約も行っております。詳細はHP「ガイド」からお進みください。
コメント