新年のごあいさつ

  新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 今年の干支は「乙巳(きのとみ)。古代より「神の使い」として大切にされてきた蛇ですが、仏教では守護神の一人で七福神の「弁財天」の使いとされています。ちなみに弁財天は幸福の女神です。

 本年は、再世や変化をしながら柔軟に発展していくと考えられ、しなやかに前進し成長することができる年でもあるようですね。新たな挑戦をすることで一歩前に進めるようです。

 「乙」は周囲との協力や調和、チームワークを大切にするという意味もあるそうです。

 当会では年初めの企画「ガイボラ14期生マイスター講座 6回」を1月8日(水)から始めました。この講座には、大勢の方にご応募をいただき抽選となりましたが、参加された皆さんの真剣な眼差しは、新しい仲間として今後への期待が膨らみます。共に一歩ずつ前進していけることを願っています。

 干支にちなみ東区にある「白山神社」を訪ねてみました。本年での、当会の発展を祈願してまいりました。本殿の周囲には「12支」が彫刻され、今年の干支「蛇」は昨年の「辰(龍)」の横にしっかり引き継いでいました。境内は綺麗に整備されていてびっくりしましたが、地域の方々の心根を垣間見る思いでした。境内は静寂と神聖さが際立っていました。心安らぐ穏やかな時を共有できた年明けです。

 お正月にちなみ「徳川園のお正月」・徳川美術館の「めでたきかなお正月」を訪ねてみました。

 黒門の両端に3.5メートルの門松が飾られています。これは金城温故録にも記されている徳川家康が元祖とされる削ぎのある竹が特徴です。家康が三方原の戦いで敗れた武田信玄を「次は斬るぞ」との念が込められていると言われています。威風堂々と威厳を放ち、そして優しく来園者を迎えています。園内では恒例の可愛い“藁ぼっち”を被った「冬牡丹(2/16まで」が展示され、華麗に艶やかに佇んでいます。ゆったり、まったりのお散歩はいかがでしょう。

 美術館では「めでたきかなお正月」を開催中(1/26まで)。

 徳川家の年中行事や諸大名のしきたりなどの書かれた「要筐弁志(ようきょうべんし)年中行事」の1冊(4冊のうち)が展示され、当時の門松の様子がわかり、新たな発見にワクワクしました。尾張家当主の元旦の衣装や風景、お正月の遊び、伊勢カルタ、年中行事の屏風、七福神人形などが展示されています。江戸時代を彷彿させ、「今とむかし」を興味深く旅してきました。時にはじっくり歴史と向き合ってみるのはいかがでしょう。

白山神社本殿
今年の干支「蛇」
3,5メートルの竹(門松)
藁ぼっちに包まれて
門松について・・・
七福神人形
マイスター講座
聞き入る受講生

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