新たな門出の時期に相応しく、桜も一番の見ごろを迎えています。普段、気づかない所に、思いがけず立派な桜が想像以上にあり、あちこちで存在を知らせています。若葉と一緒に、或いは新芽と前後して一斉に花を付け百花爛漫です。
徳川園も黒門から続く東海桜は満開、枝垂れ桜も咲き始め、園内は急激に明るくなったように思います。愛知県の木「ハナノキ」も鮮やかに咲いています。
山里周辺ではサンシュユ、ミツマタ、キクモモ・・・山のゾーンでは新緑に映える大曽根の瀧が際立ち、人気を集めています。海のゾーンに向かう小径では、ミヤマシキミ、フッキソウなどの可憐な花が語りかけています。龍仙湖周辺では、ロッカクヤナギの新芽が春風に踊っています。ボタン園では春の陽気に誘われて早くも咲き始めたボタン、ウンナンオウバイ、雪柳、枝垂れ桜、子福桜、白山吹などなどが、今を盛りと競っています。茶室からの展望も、最高のローケーションと相まって隠れた見所です。戸を開け放って景色と馥郁(ふくいく)たる香りに、至福の時を過ごされてはいかがでしょう。
4月9日(土)からは、当園一大イベント「ボタンまつり」が始まります。正に春爛漫・・・の今です。詳細はこちらからどうぞ
☆当会では毎週金曜日13:00〜15:30(受付は15:00)、定時ガイドを行っております。
満開の東海桜 | 胞衣塚も桜に抱かれて |
可憐な子福桜 | 県花、ハナノキ(3月末) |
ミツマタ | ミヤマシキミも道案内 |
サンシュユ | ボタン(昨年の様子) |
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