お知らせ 「ふたばの日」

「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ(服部嵐雪)」

 雪中四友(せっちゅうのしゆう)と呼ばれる花があります。厳しい寒さに耐えながら咲く花、「ロウバイ、サザンカ、スイセン、ウメ」を指します。この中で春告草と呼ばれる”ウメ”が佐助邸の庭でも咲き始め、あたり一面にほんのり暖かな趣を作り出し始めました。
 四季の移ろいに目を向けてみると、季節は少しずつですが進んでいる気がします。

恒例となりました「ふたばの日」のイベントが2月8日(木)、19周年を迎え開催されます。思い返せば愛知万博開幕に向けて活気溢れる名古屋で、開幕に先駆けて2005年2月8日に「ふたば=二葉」との語呂合わせから“文化のみち二葉館”と命名され開館されました。

ここでは毎年、貞奴さん、桃介さんの貴重な品々が展示・公開され、当時を思い出す貴重な品々に感銘を受けてきました。今回は川上家からご寄贈された銅像もお披露目されるようですし、昨年講演され好評を博した「写真でたどる川上貞奴」のPart 2も企画されています。懐かしい思い出の品々や、貞奴さん手書きの羽織なども公開されますし、楽しい企画が満載です。
 コロナも5類に移行され、皆様の気持ちも少しずつ前向きになってきたのではないでしょうか。開館記念日ということで、当日は終日入館料も無料ですし、先着100名の方々には記念品も進呈されるようですよ。

 この建物は女優第1号と言われた川上貞奴と、電力王と言われた福沢桃介が大正9年から約5年間暮らしたお屋敷です。元は東二葉町にあり、「二葉御殿」と呼ばれていたことから名付けられました。和洋折衷のモダンな建物が一際目を引きます。

 1階大広間のステンドグラス<初夏、踊り子>や隣接の<アルプス>などは圧巻で見応えがあります。真っ赤な絨毯で設えられた螺旋階段を、当時に思いを馳せながらそろり・・そろりと上ってみるのはいかがでしょうか。
 ぜひ大正ロマンと共に、桃介さんの依頼で建築されたという建物への思いなども想像しながら体感してみてください。時には心を解放してワクワク・・ドキドキを体験してみてくださいね。
 詳細は各所配布のチラシ、また二葉館HPでご確認ください

 当会では2月8日(木)午前10時から午後3時まで二葉館ガイドを行っております。お気軽にお声掛けくださいね。

魅力満載のイベントが・・
モダンなオレンジの屋根
桜と共演
ステンドグラス(初夏)
落ち着いた書斎
ガイドの様子
創建当時
佐助邸では梅も開花

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