「返り花 さらりと人を 引きとどめ (皆吉爽雨)」と詠われるように、散策途中で時ならぬ花が和みのひと時を与えてくれます。
高岳福祉会館(泉二)オープン講座のご案内です。案内役は当会が担当させていただきます。「映像で巡る文化のみち」と題して、東区東部の歴史散歩をバーチャルリアリティ(視覚の仮想体験)でお楽しみいただくものです。物部神社(筒井三)から徳源寺(新出来一)までを、あの時この時を振り返りながら映像でご紹介する構成になっております。皆様のお越しをお待ちしています。
日 時:2月20日(水)午後2時〜午後3時半
場 所:高岳福祉会館3階 (泉2−28−5)
予約不要、参加無料
コース:物部神社→城番公園→情妙寺→自然院→筒井町商店街→筒井小→建中寺→黒門公園→吉田小路→覚音寺→徳源寺
☆福祉会館利用証を必ずご持参ください(16区の利用証可)
東区の誕生を振り返ってみれば、古くて新しい町ではないでしょうか。江戸時代のはじめ城下町として整備された基盤は、今も変わりなく継続されている反面、近代化への変貌の中、老朽化により取り壊されるものもあります。先人たちが築いてきたよき伝統を守り、後世に語り継いでいくことも大切ではないかと考え活動をしております。
今回は、東エリアを、皆さまとご一緒に映像で巡ってみましょう。懐かしいあの場所や、今は少なくなった当時の地名の成り立ち、由来などを思いおこしながらご一緒に出かけましょう。
出発は石神さんといわれる御神体が要石の物部神社からです。謂れや祖は誰?と、その昔を振り返ります。今も会社の名や建物の名前として継承されている場所があるそうです。そして、今は名前のみが残る城番公園、どんな人が住んでいたのか、尾張生駒家と黒門公園の関係は「何?」と、想像してみてください。自然院の歴史を紐解くと、黒門町の成り立ちに関係しており驚きました。情妙寺も遡れば「家康」に辿り着きますし、建中寺は徳川家の菩提寺、覚音寺、徳源寺にも貴重な遺産、歴史が刻まれています。筒井小は、名古屋で一番古い校舎だそうです。筒井商店街の歴史を辿ってみると懐かしい時代が蘇ってくるかも知れません。忘れかけていた「あのこと」「どうなったのかな」の疑問を、解決する一助となるよう語り継いでいきたいと思います。
依頼ガイド(実際に歩きます)も行っております。「ガイド」からお進み下さい。(ひがし見聞録、東区の歴史等々参照)
講座案内 | 物部神社と山車 |
情妙寺 標識 | 建中寺埋め木 |
徳源寺本堂と瑞心の庭 | 現在の筒井商店街 |
垣根越しにごあいさつ | 木の根元では・・・・ |
コメント