去る6月10日(水)、岐阜県八百津方面への研修旅行が開催されました。
今回は、電力王として著名な福沢桃介(注1)とも関係の深い、旧八百津発電所資料館(注2)、八百津で生まれで、むしろ海外で有名な偉大な人、「杉原千畝」記念館を訪ねました。
旧八百津発電所(注3)は明治44年、木曽川水系では最初の本格的な発電所として建設され、大正6年には発電後放水された水を再び水槽に溜め、これも利用した放水口発電所が完成した。昭和49年新しい丸山発電所が完成したため閉鎖されたが、現在は水力発電の歴史を語り継ぐ貴重な資源とし、国の重要文化財として指定されています。これらの経緯を一つひとつ丁寧に説明していただき、メモを取り、或いはカメラを向けるなど、各自が懸命に記憶と記録に残してきました。
杉原千畝記念館では、彼の決断により6千人もの方の命が救われたとのイスラエルの方のお話に、「一人の外交官が、しかも日本人が・・」と、誇らしく思いました。大いに悩み外務省の訓令に反してまでの行動!まさに凄い勇気だと思いました。
その後は、先刻のお話を思い出しながらゆっくり観賞し、千畝決断の部屋で「PASSPORT」にスタンプをいただき、一層その偉大さを再確認しました。
ガイドへの姿勢、心構えなどでも気づきの多い有意義な研修会でした。それぞれに心に深く刻まれたのではないでしょうか。来訪者に何らかの感銘を与えられるような、来てよかったと感じていただけるようなガイドを心掛けたいと思った帰路でした。

CIMG3290説明 CIMG3289博物館 CIMG3288屋根
標識・木曽川を臨み 資料館 社名が刻まれ
CIMG3300発電機 CIMG3324ガイド CIMG3275余水路
発電機群 ガイドの様子 余水路跡
CIMG3390全景 CIMG3398シンボルモニュメント 千畝パスポート
奥が丸山発電所 人道の丘公園 決断の部屋で印を押し・・

注1:毎週「火・木・土」の午前10時45分と、午後1時20分から文化のみち二葉館で定時ガイドを行っております。
注2:ヨーロッパ風のモダンな建物、手掛けた会社名が屋根の上の方に残されている。
館内は圧倒される当時の機械、歴史的遺産・資料が展示されている
注3:当時は専門技術が確立されておらず、手掛けた名古屋電力(株)は様々な苦難に直面、名古屋電灯が引き継いだ。この吸収合併に手腕を振るったのが桃介で、その後、賤母・大桑・桃山・読書・・・と次々に発電所を建設していくことになる。