9月8日に「白露」を迎え暦の上では本格的な秋到来です。「食欲の秋」に因み【「春田鉄次郎邸見学とレストランデュポネのデザート&呈茶」を楽しむ会】のご案内です。開催は「歩こう文化のみち(11月3日(日・祝))」ですが、毎回好評の企画です。

 春田鉄次郎は、 陶磁器貿易商として成功した立志伝中の人物です。邸宅には貿易商らしい意匠があちこちに施され、海外での見聞の豊富さを目の当たりに出来ます。洋式と和式との見事な融合をご覧いただける好機となることでしょう。
 洋館は、通常はレストランとして活用され見学出来ません。是非この機会に「デュポネ」で至福の時をお過ごしください。飲食の後は邸内ガイドを行いますので、当時の生活や貴重な遺産との出会いを楽しんでみませんか。
申し込みなど詳細はこちらからご確認ください(定員に達し次第締め切り)。

 鉄次郎邸は大正13年に竣工され、モダンな和洋折衷様式の建物です。
 設計は、近代日本を代表する建築家である武田五一(現名古屋工業大学、初代校長)といわれていますが、鉄次郎自身も建築に大変興味を持っていたそうで、こだわりの意匠や設計に二人の思いが遺憾なく発揮されている邸宅です。この春田邸は、都市景観重要建造物にも指定されている大切な建造物です。

 風情のある門をくぐり、さらに玄関アプローチを進むと春日灯籠が道案内をしてくれます。
 左へ進むと洋館玄関ですが、通常はレストラン営業のため、見学は出来ません。そういう意味では、今回は各種の意匠を見る絶好のチャンスです。こっそりお聞かせしますと、玄関横にある待合場所は欧米風の造りで、タイルは90年以上経っても歪みのない状態、洋間には大理石と木彫りの美しい暖炉や天井素材、灯具等々もあり、独特の趣向が施された意匠は見どころ満載です。
 右へ進むと和館玄関で、懐かしさが蘇る備品が温かく出迎えてくれます。

 大正から昭和にかけての懐かしい「ちゃぶ台」「テレビ」「足踏みミシン」等々の日用品が展示され、郷愁に浸る方もおられます。反面、貿易商としての目利きの意匠も多く、感嘆の声をあげる人と様々です。時には静寂の中に身を置いてみるのも良いのではないでしょうか。
☆当会では、和館のみ「火・木・土」の10:00〜15:30にガイドを行っています。

 食欲・芸術の秋を満喫!?     瀟洒な洋館の佇まい 
  大正・昭和が蘇る・・   リビングは様式!?
 懐かしい配電盤は今も・・    落ち着いた和室
  モダンな洋館テラス    網代天井(テラス)