町歩き「オアシス21・文化のみち百花百草」

早くも師走・・12月7日は大雪(たいせつ)です。「雪いよいよ降り重ねる折からなればなり」と江戸時代の暦便覧にあり、本格的な冬将軍の到来といわれます。そんな時期、爽やかな青空に誘われて区内の散策をしました。
栄の銀河の広場には“氷ではないスケート場”がオープン、早朝から長い列ができていました。コロナ騒動も少し落ち着き、人々の心も解放されたのでしょうか、オアシス周辺は大変な賑わいを見せていました。

また途中で立ち寄った「文化のみち百花百草」では、名前の通り見応え十分な冬の花々の庭園と、飾り付けの終わったクリスマスツリーに安らぎの時を過ごしました。皆さんも時には心に栄養を摂り込んではいかがでしょうか。

オアシス21は、穏やかな陽光に照らされ湖面を揺らす波紋は癒しの空間を巧みに演出していました。青空に映えるテレビ塔とのコラボは圧巻です。コロナ禍の新生活様式をしばし忘れ、(マスク着用、距離を保って)心身の充電はいかがでしょう。

またランドマークの「NAGOYA」は順番待ち状態、ちょっとびっくりでした。格好の記念撮影ポイントになっていましたが、ゆったりと時が流れていく様は誰にも楽しく、周辺は笑顔で溢れていました。

銀河の広場では、オープンされたばかりのスケートリンクも活気に溢れ、冬到来の印象を受けました。親子連れや若人、老若男女が小春日和の日差しを浴びながらそれぞれの滑りを楽しんでいました。

久屋大通公園の「ミズベノヒロバ」には県花のカキツバタをモチーフにした花が浮かべられ、夜には水盤が光で彩られるそうです。幻想的な姿が浮かび上がることでしょう。辺り一帯が光の祭典となるのでしょう!!

町並み保存地区を散策し「文化のみち百花百草」で一休み。ここは、大正9年に地元財界人の邸宅として建てられ、平成19年に庭園と書院、土蔵、茶室などを改修し、ホールを新築し開設されました。

百花百草の名前は、かつて徳川美術館に寄贈された「百花百草図屏風(国重要文化財、田中訥言作)」から名付けられました。四季を楽しめる庭園として作庭されています。丁度この日も、冬の花々1700株を植え付けておられました。庭園内の木々もクリスマスの飾り付けを終え整然としていました。配置を考慮しながら、見えないところでの地道な作業をされている結果が、何処にも存在していることを知りました。各部屋にそっと置かれた花に潤いと温かさが伝わりました。お茶を頂くことも(要入館料)出来ますので、時にはのんびり自分時間を持たれてはいかがでしょう。

穏やかな日差しの中で 宇宙船水面とテレビ塔
スケートを楽しむ人々 街路樹も見頃を迎えて
冬の花の百花百草花壇 おもてなしの心が・・
玄関ではツリーがお出迎え 庭園の木も華やかに

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