街路樹の葉も種々な色合いを見せ、折からの冷たい風に舞う様子や、地面に落ちて重なりあい程よいクッションになる様は、道行く人々を楽しませてくれます。
東区を始め名古屋市内で繰り広げられていた、秋の文化財特別公開(普段は未公開)、文化財ガイドツアー、やっとかめ文化祭など・・・古い文化や歴史、普段見られない貴重な文化財に、思わず興奮されたのではないでしょうか。いずれのイベントも例年と比較すると、熱心にメモを取られたり、写真に収めたりと、一段と熱を帯びていたように感じられました。
当会はガイドエリアのイベントを、各所でお手伝いをさせていただきました。そして、新たに公開された貴重な文化財の数々には、思わず見入ってしまいます。そんな中、あるお寺のお庫裏様からは、「まだ他にも未公開な品があるのですよ!」と伺い「是非次回には公開して下さい」と、お願いする場面もありました。
ある会員は、新たな事実を見いだすことが出来たと感動していました。来訪者のみならず、会員相互の学びのチャンスでもあり、今後の行動の課題となることでしょう。古い歴史のあるこの地、まだまだ隠れた遺産がどこかで眠っていて、近い将来に見出されるのではないかと夢は大きく広がってきました。小さな気づきを大切にしながら、一つ一つを丁寧に紐解いていく醍醐味が味わえた貴重なイベントとなりました。
注:特別公開された幾つかを写真でお楽しみください・・・。
礼拝堂(舟底天井) | 圓勝寺(初公開) | 徳川義直公筆 |
井上士朗筆 | 宮本武蔵筆 | 渡航図(実物公開) |
蓬左文庫旧書庫 | 宗春生母什器 | 二河白道庭園 |
ガイド風景 | ガイド風景 | 茶室(心空庵) |
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