報告「桜みちまつり」

「初桜 折しもけふは 能日(よきひ)かな(松尾芭蕉)」

 名古屋で最初に咲くと言われる早咲きオオカンザクラの並木道、今年はぽかぽか陽気の中で花も見頃を迎え、お花見と散策を楽しむことができたのではないでしょうか。澄み渡る青空、満開の桜、小鳥のおしゃべり、ハラハラ舞う花びらに風情を楽しむ姿があちこちで見られました。家族写真を撮る人、桜のベストショットを狙う人、ゆっくり観賞を楽しむ人で明るく穏やかな風景が広がっていました。

 当日(3/16)は並木周辺ではイベントも開催されました。山吹谷公園では、人気の高い「白バイ・パトカー、救助車の展示・体験」のコーナー、子どもさんたちの満足げな笑顔が印象的でした。「バルーンアート」や「子ども縁日」は長い行列のできる盛況さで、賑やかな声が公園いっぱいに広がりました。当会では山吹谷公園の歴史についての展示を開催、歴史好きの人が立ち寄ってくださり話に「花」が咲きました。

  文化のみち二葉館では、ミニコンサート、マジックショーが華やかに繰り広げられました。いずれも満員で、階段にもずらりと並ぶ盛況さでした。2階では、展示会が開催され、絵はがきコンクール、書道・絵画の展示でも熱心に見入っている姿がありました。また館外では呈茶(菓子付)が振る舞われましたし、お子さんの兜作りも盛況で、出来上がった兜を満足げに被ってお披露目する姿も見られました。

 並木道では、愛知県警察音楽隊による路上音楽パレードや、可愛いお子さんたちの「子どもみこし」も繰り出し、大勢の人々が沿道を埋め尽くしました。コロナ禍から解放された人々が、楽しさを満喫されたように思いました。

 当会は、旧豊田佐助邸での常駐ガイドを行いました。佐助邸は、大正ロマンの漂う貴重な建物で、和館と洋館からなる和洋設置型です。洋館は白タイル張りの陸屋根の2階建で、和館は大正13年に完成し、1、2階は田の字型の部屋割りで、四方が廊下で囲まれた懐かしい建物です。当時使用していたガス灯や、現在では珍しい猫間障子など大正時代を垣間見ることができ、次世代に継承していきたい建物です。

どの会場も活気あふれ笑顔満開、皆さんの満足げな顔からも、素敵な1日であったことでしょう

朝日に輝く桜・・桜
トンネルをくぐって
マジックは???
二葉館(展示ガイド)
大人気の白バイ体験
山吹谷公園の秘密は?!
爽やかな行進と演奏
子どもみこしはファンがいっぱい

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