「東区文化のみちガイドボランティアの会」が名古屋市東区「文化のみち」の魅力を紹介します

豊田佐助邸

豊田佐助邸のイメージ

自動織機の豊田佐吉の三弟豊田佐助の住居です。
火曜日、木曜日、土曜日の10:00から15:30まで常駐ガイドをしています。

文化のみち二葉館

文化のみち二葉館のイメージ

ここには、日本の女優第一号の川上貞奴と電力王福沢桃介が暮らしていました。
火曜日、木曜日、土曜日の10:45と13:20の2回。定時ガイドをしています。

徳川園

徳川園のイメージ

2005年万博の前年11月に開園された「池泉回遊式」の大名庭園です。
金曜日の13:00から15:30まで常駐ガイドをしています。

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「銘板を訪ねて」・・展示のお知らせ・・

東区にまた一つ新しい銘板が設置されました。市電が走っていた昭和40年代の風景を紹介するものです。場所は矢田南4にある矢田第2公園、名城大学ナゴヤドーム前キャンパスの直ぐ西側です。遙かむかしから現在に至るまでの時の経過を、遺跡を知り新たな建造物を確認しながら、目まぐるしい変遷を辿ることが出来ると思います。

 暫くキョロキョロと当時を想像しながら周囲を眺めていますと、「どうしたの?」との声、銘板に書かれた当時の様子を尋ねると「昔はね、あそこにはこんなお店があって、まだ田園風景の広がる静かな所でしたよ・・」と当時の様子を懐かしそうにお話ししてくださいました。

 交通網一つをとっても、市電から地下鉄(名城線)へ、JR大曽根駅からは「ゆとりーとライン」も走る町へ変遷しています。そして近代的な建物ナゴヤドームの地下には、「ナゴヤドーム前矢田」行きの電車を収容し点検する巨大な地下車庫があるそうです。興味津々の私と、当時から近くに居を構えて見えているおじさんとの会話に、道行く人も立ち止まり「そうそう」と相槌、ひとしきり“話”の輪ができ貴重な時間になりました。

 現在当会では、「東区・街並み 今とむかし」のパネル展示を企画し、現在準備中です。来る4月25日(金)から5月7日(日)まで、市民ギャラリー矢田において開催を予定しています。これは文化小劇場、セレクトシリーズと連携で行うものです。
 この展示は数年前にも開催しましたが、大変好評で大勢の方々から貴重なお話を伺い、当会にとっても大きな学びの場となりました。今回は、以前の展示に新作品も加え一段と充実させ、皆様との出会い、ふれ合いの場所となることを念じて奮戦中です。

 記憶の中の大切な「あんな話・こんな話・そんな話など・・」を語り合いませんか。それが未来へ語り継がれ、やがて大きな遺産となるのでしょう。
 いつの日か新旧の融合された町並みが整い、この地の歴史と伝統が、永く語り継がれていくことでしょう。
 皆様のお越しをお待ちしています。

    名城大と銘板     懐かしい市電
むかし・・むかし・・  今はゆとりーとライン
  どんな変遷かな??   近代的な建造物に
    悠然として   町を彩るコブシ

徳川園のこのごろ

 3月の異称は弥生、その他にも夢見月(夢見草は桜のこと)、桃月、花見月などその月に咲く代表的な花が季節の呼び名になることも多く、その彩りも黄、白、赤、ピンク等と豊富で待ちかねた春を謳歌しています。

 今、徳川園西側の道路沿いはハクモクレンの並木が見頃を迎えていますし、園内は、芽吹き始めた草木の淡い緑、その間を軽やかに行き交う鳥たちの鳴き声が彼岸過ぎの暖かい庭園を作り出しています。来園者の方々の“今日はゆっくり散策したいわ”の声に、自然の持つ魔力の凄さに敬服するばかりです。

 里山のウメやモモ、アンズの開花が、今年はゆっくりで心配しましたが、やっと咲き始め里山も鮮やかさを増し春色に染まり始めました。

 大曽根の瀧は・・来園の方から「何故か水の音を聞くと落ち着きますね」と言われることが多く、心を和ませる魔法の響きを持っているのでしょうか。

 今はまだ木々は眠りから覚めたところで、瀧そのものを楽しんでいただける絶好の時期ではないでしょうか。新緑に覆われた瀧、秋の紅葉とのコラボレーションも素敵ですが、是非“瀧”本来の水音の作り出す協奏曲をじっくり聞いてみるのも乙なものではないでしょうか。

 川沿いを進むとタイツリソウ、フッキソウが足元を彩っていますし、龍仙湖では、鯉が元気に泳ぎ始め、散策の人の声や影に反応して一斉に餌をねだり?に集まります。
 湖面の温度が上がり、鳥も羽根を休めに遊びに来ています。不思議と種類の違う鳥同士の遊ぶ姿も見られ、いよいよ活動開始です。

 光悦灯籠の傍らではシュンランが周囲と同化して静かに咲いています。見つけて下さいね。
 ボタンの蕾も膨らみ始めましたし、オウバイ、ジンチョウゲ、ウメ、マンサク、何故かお客様が「こんな色ってありましたっけ?」と不思議がられる真っ赤なボケなどが咲き、この周辺が今一番の見所です。

「春来草自生(注1)」の言葉もありますが、「・・・時が来れば必ず花は咲く」という意味だそうです。毎年殆ど時期を違えぬ自然の営みには脱帽です。

    天に向かって  先ず咲くから・・マンサク
    ほのかな香り      真っ赤なボケ
 春を告げて咲くミツマタ  あでやかにタイツリソウ
    シュンラン   可憐なフッキソウ

注1:禅語「春来たらば 草自ずから生ず」

「早咲き!桜みちまつり2017」報告

 3月11日(土)この日は、奇しくも「東大震災から6年目」、連日マスコミで関連の報道がされていました。

 名古屋で最初に咲くといわれるこの桜、並木は昭和30年代にこの地にあった芸能組合の方々が植えられたのが始まりとか。永い歴史を辿りながら守られ育まれてきました。今年はまだ咲き始めですが、ピンクの花を可憐に咲かせ、早くも小鳥たちがついばんでいました。

 山吹谷公園会場では、工夫が凝らされ、老若男女が楽しめる昔懐かしい昭和の遊びや蜂蜜スイーツの販売、活動展示の他、地域内にあるお店の“春”を彩るお弁当・無農薬野菜などの販売も行われ、会場はお目当ての品を求める長い行列も出来るほどでした。

 橦木館で行われた落語の会場は満員御礼!熱気と笑いの渦で大変な賑わいでした。また庭園の一角で行われたミニ演奏会は、三味線とオカリナの哀愁を帯びた音色がお庭の木々にまで染みわたっているようでした。(今後の行事など詳細はこちらからどうぞ

 文化のみち二葉館では「金城学園のハンドベル」、高岳福祉会館で行われている「音読の会」「大正琴」等々の発表会がありました。文化のみち筋にある店舗の協力による「桜みち茶屋」も設けられ、館内・前庭は大勢の方が至福の時を過ごされていました。またアイスクリーム「桜餅ふうアイス」の無料提供もあり、“さくら”で目の保養されたあとは一旦空腹を満たされ、次の会場へのエネルギーとされているようでした。(今後の行事など詳細はこちらからどうぞ

 この催しは、地域と密着しており、中学・高校生の参加も新鮮でしたが、地域一体での取り組みは良き催し物として、必ずや次世代へと繋がっていくことでしょう。全会場を探索しながら感じたことは、何処も大盛況、そして出会う人びとの何気に交わされる「こんにちは」に、そして満面の笑顔が待ちわびた春の訪れを喜んでみえるようでした。桜並木も間もなく花街道となることでしょう。どうぞ実感してお楽しみ下さい。

    オオカンザクラ      和やかに
    華やぐ公園   さあ!挑戦してみよう!
  ♪さくら〜さくら♪   大きな笑いが広がって
    音色に魅了され     音読の成果発表

 

早春賦

 日一日と陽射しに強さを感じるのは、間もなく啓蟄を迎えるという嬉しさからでしょうか。とは言え、「春は名のみの 風の寒さや・・・」とあるように、不意に流れる北風は冷たいものがあります。この歌はモーツアルトの「春への憧れ」に曲想が似ているとか、興味のある方は併せて聞いてみてはいかがでしょうか。そして早春の頃の季節感をまさに言い当て、春告げ鳥(ウグイス)の鳴くのが待ち遠しいです。春告げ草の別名があるというウメの便りはどんどん届いていますので・・・

 散策の途中に空を見上げると、透明度の高い青空にぽっかり「わた雲」が浮かんでいました。視線を落とすと、足元には草花が芽吹きはじめ、その中でも「たんぽぽ」の黄色は一際目立ちますが、傍らではハコベやナズナ(ぺんぺん草)が白い顔を覗かせています。垣根越しに、ほのかに匂うロウバイやウメやマンサクに引き寄せられ、思わずシャッターを押していました。

 東橦木公園(東区筒井)のカワヅサクラ(注1)は早くも見ごろを迎えています。同じ東区でも大曽根駅周辺のカワヅサクラは咲き始めたばかりで、環境の違いは時期を微妙に変えているようです。道行く人々も心待ちにされていたのでしょう、暫く立ち止まって見つめてみえました。

 徳川園では、今は冬ボタン、ウメ、ボケ、アセビなどが競って咲いています。ミツマタ、フッキソウの春待ち顔の芽吹きもあり、間もなく素晴らしい花の祭典の時が訪れるのでしょう。
 龍仙湖では今まで冬眠していた?鯉が悠々と泳いでいました。やはり水も温(むる)み始めているのでしょう。そして湖面の陽だまりではカルガモ、マガモ、オオバンが仲良く羽根を休め、穏やかなひとときを満喫しているかのようでした。

 時にはゆっくりと、規則正しく訪れる自然の営みを眺められてはいかがでしょうか。思いがけない出会いが待っているかもしれませんよ

カワヅザクラ 東橦木公園は見頃  満開のロウバイ
佐助邸のウメ  建中寺(紅梅) 徳川園(白加賀)
 仲良く・・  空に向かって  彩りを添えて

注1:東区制100周年を記念して昭和20年4月1日に植樹されたもの
   東橦木公園については、こちらからもどうぞ

イベントのお知らせⅢ

 梅一輪 一輪ほどの 暖かさ 旧豊田佐助邸(注1)の前庭にも紅白の梅がほころび、メジロやスズメなどが戯れ、長閑なひとときが出現しています。
 縁側を少しだけ強くなった陽射しが照らし、ポカポカの陽だまりが「何とも懐かしい」と来邸の方々からの声も聞かれるようになりました。
 でも時には、冷暖房になれた小学生たちの社会科見学の際に、「当時、今のような冷暖房設備はなかったんだよ」の説明には「えっ!」と一瞬は驚きの表情になるのです。そこで「無双連子窓(注2)、夏障子(注3)、蚊帳を使った当時の生活の知恵に、興味津々で目が輝き始めるようです。この子らの熱心にメモをしたり質問したりする姿を見ると、当会が少しは役立っているのかと、嬉しくなってきます。こんな機会を通して、貴重な地域の歴史や、建造物の存在が将来に引き継がれていくことは嬉しいことです。

 そんな大正浪漫の残る佐助邸ですが、遂に洋館築後100周年となり、昨年11月3日「歩こう文化のみち」の企画では、100周年記念展示を開催させていただきました。大変好評でしたので、現在高岳福祉会館(泉2)3階廊下において、3月10日(金)まで再展示をしております。
 去る2月10日(金)には「旧豊田佐助邸洋館築後100周年記念展 グレートファミリー豊田家の人々」と題して講演会を行いましたが、大勢の方々にご参加いただき、その関心の深さを知りました。見逃された方は、是非展示をご覧いただき、当時の貴重な建物やグレートファミリーの歩みを佐助邸で体感してみてください。今までとちがった豊田家ファミリーの一面が見えてくるかもしれません。

 また、3月11日には「早咲き!桜みちまつり2017」も開催されます。当会では「文化のみち二葉館」「橦木館」のガイドをさせていただきます。

 そして、「名古屋お屋敷巡り 4館スタンプラリー」が、3月8日(水)から3月26日(日)まで開催されます。旧豊田佐助邸もその内の一つに含まれていますので、貴重な遺産でもある建造物のスタンプラリーを楽しみながら、一昔前の鼓動を感じてみて下さい。

    春の足音?!            波型無双連子窓
    真剣な眼差し   夏障子って?・・
     講演の様子   展示を興味深げに
     高岳展示の案内 御屋敷めぐりのお知らせ

注1:認定地域建造物資産に認定されている
注2:換気を目的として、雨戸の一部や和風建築の台所の欄間などに用いられる
注3:夏場の日差しを遮ると同時に、通風を得るという我が国の高温多湿気候に対処した建具「簾戸、葦度ともいう」(注2,3は木造建築用語辞典参照)

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