徳川園の花
春たけなわの今
新型コロナウイルス感染防止対策で「緊急事態宣言」が発令され、外出自粛等が発表されました。ウイルス菌の猛威は驚嘆ですが、その反面、大自然の営みに見えない力強さを感じ、心身のリフレッシュにもなっているように思います。
健康を保つための重要項目の一つに散策が挙げられています。軽い運動を念頭に、樹木や草花から溢れるパワーと癒やしの栄養をいただきながら歩いてみました。散策コースに加えていただいたり、誌上散策で目の保養にして頂ければ幸いです。
当会も時節柄ガイドは中止しておりますが、情報を共有しながら自然の溢れるエネルギーを感じて頂ければ幸いです。
◎「緊急事態宣言」により文化のみち(名古屋城から徳川園の範囲)は5月10日まで閉館を延長させていただいております。ご理解の程よろしくお願い申し上げます。今後の日程の詳細は各館のHPなどでご確認下さい。
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徳川園のこのごろ「お知らせ}
「冴え返り 冴え返りつつ 春なかば(西山泊雲)」
いつもと変わらぬ四季の流れや景色が、免疫力を高めるのに役立っているのではないかと思いますがいかがでしょうか。
徳川園は開園しておりますが、ガイドは「コロナウイルス感染拡大防止」もあり、3月中はお休みさせていただいております。ご理解とご了承をお願い申し上げます。
日毎に春めく園内は、「まず咲くからと名のついたマンサク」を始め、県木である「ハナノキ」が真紅色の花をつけ優しく微笑んでいるようです。色とりどりの椿も園内のあちらこちらで自己主張しています。この椿、種類の多さにびっくりします。是非探してみてくださいね。
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徳川園のこのごろ
2月3日は節分で冬と春の節目、翌2月4日は立春、暦の上では春ですが南北に長い日本では自然の営みにも時差があります。
徳川園にも少しずつ早春の息吹が感じられるようになりました。木々は芽吹きの準備を急ピッチで進め、梅も日毎に一輪また一輪と花の数を増し、春の演出に拍車がかかり始めました。
里山では白梅が咲き始めパッと明るさが増してきましたし、茶室周辺では、柔らかな日差しに誘われて開き始めた白梅の甘い香りや三椏の爽やかな匂いが和みの空間を作っています。園内では冬ボタンの展示も開催(2/16 まで)されており、富貴の花「ボタン」と高雅な気品の「梅」との競演も是非お楽しみください。
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年始に干支(子)・七福神を・・
あけましておめでとうございます。
今年の干支は「庚子(かのえね)」、十二支で言うと「子(ね・ねずみ)」です。十二支の由来は紀元前1600年ごろの中国に遡り、日本には奈良時代に伝来したといわれ(諸説あり)、庶民が覚えやすい動物が当てはめられましたが、実際は植物の循環している様子を表しているそうです。「子」は「繁殖する・うむ」と言う意味から「孳(し)」という字が起原で、十二支の一番目に当てられています。
ねずみは大黒天の“神使”だそうで、それぞれの字や動物に込められた願いや意味を調べてみるのも楽しいかなと「子・ねずみ」を探しに歩いてみました。
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