町の話題– category –
-
花めぐり「名古屋朝顔まつり」
「朝顔に つるべ取られて もらい水(加賀野千代女)」 朝顔は日本で最も身近な植物として知られ、夏の風物詩になっています。上掲のこの句からは自然を思いやる心... -
地蔵盆・徳源寺
「この刻を 待ち一斉に 蝉鳴き出づ(山口誓子)」 梅雨明け宣言と共に大暑となり、夏本番へと突入しました。同時にどこに眠っていたのでしょうか蝉しぐれの大合唱... -
薫風発祥の地
「狂句こがらしの身は竹斎に似たる哉」 (松尾芭蕉) 6月21日は二十四節気の夏至(昼の時間が最も長くなる日)です。今は梅雨の最中ですが、晴れ間を利用して散策に出て... -
徳川園山車揃え「筒井町天王祭、出来町天王祭」
「涼風の 曲がりくねって きたりけり (小林一茶)」 去る、6月3日、4日(土、日)、4年ぶりに初夏の風物詩「徳川園山車揃え」が戻ってきました。 大勢の方々... -
徳源寺の涅槃像と桐
「聖人の 生まれ代わりか 桐の花(夏目漱石)」 今年は桜や、藤、躑躅(つつじ)などが満開になるのが早く、すでに夏の気配をあちこちで感じます。温暖化の影響もあ... -
カッチン玉まつり「六所神社」
「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ(服部嵐雪)」 梅は、別名を匂草とも言われるように、馥郁(ふくいく)たる香りに、凛とした可愛い花に春の訪れを感じます。天気予... -
町の話題 「伝統行事を訪ねて(豆まき)」
「暖かく 炒られて嬉し 年の豆(高浜虚子)」 2月3日は節分。そして2月4日は立春です。立春は二十四節気で春の始まる日と言われています。昔はその前日は大晦日という... -
町歩き「紅葉、黄葉」を探して
「落ち葉踏む 今日の明るさ 明日もあれ(水原秋櫻子)」 12月7日は「大雪」で、本格的な冬の到来する頃と言われ、北からは初冠雪などの雪の頼りが届き始めました。 ... -
徳川園のこのごろ
「一日の 秋にぎやかに 祭りかな (正岡子規)」 空気も澄む10月23日、徳川園(美術館館前広場)において瑞龍神輿が3年ぶりに威勢よく賑やかに繰り広げられました...