二十四節気「寒露」の七十二候の末候は「螽斯(きりぎりす)戸に在り」です。戸口で秋の虫が鳴き始める頃という意味で、秋の夜長を賑やかにしてくれますね。
秋といえば「〇〇の秋」と言われますが、皆さんはどの秋がお好みでしょうか。”みんな違ってみんないい”という言葉を思いだしました。
各所で、数年ぶりに満を持して開催されるイベントを楽しみに待っていた方々もおられたことと思います。
東学習センターでも日頃の成果を発表する会が10月15,16日(土、日)両日にわたって開催されました。各団体とも趣向を凝らした展示、パフォーマンス、体験などが賑やかに繰り広げられました。
当会では、三階体育室でパネル展示と、お下屋敷ガイドツアー(16日)を行いました。
① 東区文化のみち界隈から生まれた産業と実業家たち」の展
〜電力・輸出陶磁器・織機・自動車関連〜
⓶ ガイドボランティア活動報告
秋を満喫していただこうと紅葉の写真も展示してみました。
パネル展示は毎年楽しみにしてくださる方もみえ、熱心に丁寧に読みながら鑑賞していただける姿が印象的でした。疑問、質問には距離を保って対応させていただきました。「えー、こんな人がいたの?」「知ってる」など興味津々、数回立ち寄ってくださる方もいました。東区はまだまだ埋もれた遺産や有名人がいっぱいです。芸術、学びの秋を楽しまれてみるのも一考かと思いますがいかがでしょうか。
会員の発案で不要になったチラシからSDGs対応で小物入れを作る作業も好評でした。お菓子、小物入れ、ゴミ入れ・・何を入れるかはあなた次第です。
16日ですが、ガイドツアー「お下屋敷めぐり」を行いました。毎回大好評で今年も応募者多数のため抽選となりました。うれしい悲鳴です。初めての試みとして、最初に座学でお下屋敷跡の現在の概要説明(PPT)を行いました。その結果、ガイドの際には一層真剣に一つひとつの確認をしながら再度確認する散策となりました。最後は名残惜しそうでなかなか去りがたい様で、お話は尽きない様子でした。質問も丁寧に対応しながら和気藹々、秋麗の一日を有意義に過ごしていただけたのではないかと秘かに自画自賛のしています。
コメント